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ガスリーは「トップドライバーよりも優れたパフォーマンスを発揮している」と元F1王者バトンが評価
2021年8月24日
元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の2021年シーズン前半戦のパフォーマンスに感心しており、ガスリーは現在“集中すべきところに集中している”おかげで、多くのトップドライバーより優れたパフォーマンスを発揮していると主張している。
ガスリーのレッドブルにおける波乱万丈のキャリアは、2019年シーズン初めにレッドブル・レーシングに昇格したことから始まった。しかし結果は期待外れであり、レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは、同年の夏季休暇後にガスリーをトロロッソに戻し、代わりにアレクサンダー・アルボンを起用した。
 しかしガスリーは2020年にはかなり調子を取り戻して結果を出し、今シーズンはパフォーマンスを次のレベルに上げた。コンストラクターズランキングでは68ポイント中50ポイントを獲得し、第6戦アゼルバイジャンGPでは表彰台フィニッシュを達成した。
バトンは、ガスリーがアルファタウリ内の環境で適切な人々に囲まれており、プロフェッショナルなスタッフ陣がガスリーの考え方にプラスの影響を与えていると考えている。
「僕は本当に厳しい時期を経験したことがある。周りに役に立ってくれるいい人々のネットワークを持つことは重要だ」と2009年のF1世界チャンピオンであるバトンは、ポッドキャスト『The High Performance』で語った。
「裏でお世辞を言うのではなく、自分に何ができるか、過去に何を達成してきたか、そしてどれだけそのために努力してきたかを思い出させてくれる人が必要だ」
「F1は心理戦だ。グリッド上のほとんどのドライバーは大きな才能の持ち主だが、それは彼らが(パフォーマンスを発揮するために)集中すべきことに頭を向けているかにかかっている」
「ピエール・ガスリー……レッドブルに飛び込み、レッドブルで自滅した。アルファタウリに戻ったが、今の彼の様子を見てほしい。彼はグリッド上の多くのトップドライバーたちより優れたパフォーマンスを発揮している。なぜなら彼は集中すべきことに集中しているからだ。そして彼の周囲の人たちがそうすることを助けている。彼らが彼の頭を正しい方へ向けているんだ」
■最高のシーズンスタートを切ったガスリー「チームを5位にすることが目標のひとつ」
この1年にわたるシーズンについて評価したガスリーは、2021年シーズンの序盤が特に強力だったと語っている。
「おそらくF1において自分自身のベストなシーズンスタートだったと思う。本当にうまくいった」とガスリーは語った。
「言うまでもなく、今年僕たちはバクーで表彰台をすでに獲得しているが、それは序盤のレースのハイライトだった」
「素晴らしい土曜日、素晴らしい予選をしてきた。ほとんどのレースでマシンはQ3に進出した。このことは大きな成果だ」
「日曜日については、(僕たちの)スタートはそれほどよくないと思う。それでも進歩して、時にはマクラーレンやフェラーリなど、何台か速いマシンと戦うことができていると思う」
アルファタウリは現在、コンストラクターズ選手権で6位につけているが、ガスリーはチームが5位に順位を上げると考えている。
「チャンピオンシップにおけるアストンマーティンとアルピーヌとのバトルは、レースごとに激しくなっているのが分かる」
「コンストラクターズ選手権では5位の座を争っている。チームにとってこれまでにない順位だ。だから今年が僕たちにとっていい年だということが分かる。個人的な目標のひとつは、チームを5位にすることで、それが最優先になるだろう」
「だからこれまでのところ、僕たちにとってかなりエキサイティングなシーズンになっているよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 | 
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 | 
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 | 
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| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 | 
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 | 
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 | 
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 | 
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 | 
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 | 
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 | 
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