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F1ブラジルGP「中止の可能性はゼロ」も日程変更を要請。カレンダー後半のスケジュール調整続く
2021年8月18日
ブラジル・サンパウロ州のジョアン・ドリア州知事が、2021年のF1ブラジルGP開催を1週間延期することを求めている。現時点でのカレンダーではブラジルGPは11月5日〜7日に予定されている。
COVID-19のパンデミックにより、2021年F1シーズン後半戦のカレンダーがどういう形になるのか、不透明な状況だ。サマーブレイク明けのベルギー、オランダ、イタリアは予定どおり開催される見通しだが、その後についての検討が続けられており、ベルギー前に後半戦のプランが発表されるのではないかと考えられている。
そんななか、ドリア州知事は、ブラジルGPの開催を11月12日〜14日にずらし、観客を収容率100パーセントで迎えることを目標にしていると発言した。観客にはワクチン接種完了証明書の提示を求め、サーキット内では常にマスクを着用することを義務付けるということだ。
ブラジルではピーク時と比較すると感染者数は減少傾向にあり、8月16日の新規感染者数は約15000人となっている。
ドリア州知事は、今週行った記者会見において、「9月末までにはサンパウロ州の全住民へのワクチン接種が終了する。これにより、F1は自信を持ってインテルラゴスを訪れることができるはずだ」と述べた。
知事とともに記者会見に出席したプロモーターのアラン・アドラーは「我々のレースが中止となる可能性はゼロだ」と断言した。また、8月末にはブラジルGPの正式な日程を発表するとともに、さらなるチケットの販売を行うと語った。
「28、000枚のチケットがすでに販売されており、8月27日からはさらに同じ枚数のチケットを売り出す予定だ。その際、レースがどの週末に開催されるのかを公式に発表する」
最初に発表された2021年F1カレンダーでは、ブラジルGPは11月12日〜14日に組み込まれていたが、その後、オーストラリアGPが開幕戦から11月に延期された時点で(後に中止が決定)、ブラジルGPは、アメリカGPおよびメキシコGPに続く3連戦として開催されることになった。ブラジル側の今回の日程変更要請は、元の日程に戻したいとの意向によるものだ。11月12日〜14日に開催される場合、15日月曜が国民の休日であることから、より多くのファンがサーキットを訪れることが期待できるだろう。
イギリス政府は入国制限の条件を3種類に分けて、各国・地域をそこに分類しており、レッドリストの対象国には最も厳しいルールが適用される。現時点で、ブラジルもメキシコもレッドリスト国であるため、チーム関係者がそこからイギリスに帰国する際、長期間の隔離を実施しなければならない。従って、連戦最後にレッドリスト国を持ってくるのを避けることが望ましく、アメリカを2連戦で開催し、メキシコを中止するか、メキシコとブラジルの両方を1週遅らせてバーレーン(現在アンバーリスト国)との3連戦として実施するという可能性が考えられる。
F1は、テレビ局やスポンサーとの契約において予定どおりの支払いを受けるためには、今年最低でも20戦は開催する必要がある。ロシアGPまでの開催は確実とみられているが、トルコGPと日本GPは不確かな状況だ。シーズン後半のカレンダーは今月中に発表されるものと考えられており、ステファノ・ドメニカリCEOらはスケジュール設定に頭を悩ませている。
(Grandprix.com/autosport web)
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1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
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4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
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