F速

  • 会員登録
  • ログイン

元F1王者ロズベルグ、引退時に約109億円のオファーを断るも後悔せず「僕は違う種類の人生に憧れていた」

2021年8月18日

 ニコ・ロズベルグは、2016年シーズンに世界タイトルを獲得し、F1から離れることを決心した時、1億ドル(約109億円)とも推定されるオファーを断念したと語っている。


 元メルセデスドライバ―のロズベルグは、アブダビで行われた2016年シーズンの最終戦でタイトルを獲得したが、その後わずか数日後にF1からの引退を発表し、F1界に衝撃を与えた。


 それ以来、現在36歳のロズベルグは一度も振り返ることなく、環境関連の実業家として輝かしいキャリアに乗り出している。モータースポーツに現役復帰するためのオファーはかわし続けているが、電動オフロードレースのエクストリームEシリーズのチームオーナーとして、レースとのつながりを持ち続けている。

ロズベルグ・エクストリーム・レーシングチーム(RXR)のマシン
ロズベルグ・エクストリーム・レーシングチーム(RXR)のマシン


「過去の人間、もしくはもう求められていない人間として出ていくのを避けたかった」と彼はドライバーとしてのキャリアに別れを告げることにした決意を顧みて、『The Times Magazine』に語った。


「実のところ、僕が諦めた交渉のテーブルには1億ドル(約109億円)が載っていた」


「僕は違う種類の人生に憧れていた。レースを続けていると柔軟性が持てない。僕の家族にとってはそれが最良の決断だった。お金については一瞬たりとも考えなかった」


 ロズベルグとハミルトンの長年の友情は、ふたりがメルセデスのサポートを受けた10代のカートドライバーとして、同じチームのためにレースをしていた頃に始まった。しかしその友情も、メルセデスのチームメイトであっても、F1における妥協のないライバル関係から生まれるプレッシャーや緊張には耐えられなかった。


 23回のグランプリ優勝を果たしたロズベルグは、F1の巨額の褒賞がドライバーの友情に悪影響を及ぼすと語っている。


「だから最終的に決裂する。なぜなら賭けられているものが大きいからだ。そしてさらに争い始めるようになる。多額のお金や成績の評価が影響し、最終的に決裂する」

ニコ・ロズベルグ&ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2016年F1第21戦アブダビGP表彰式 ニコ・ロズベルグ&ルイス・ハミルトン(メルセデス)


 ロズベルグは、チーム代表であるトト・ウォルフにとって多くの頭痛の種だったメルセデスにおける主導権争いと対立が、いかにF1ファンの間の亀裂につながったかについても振り返った。


「ニコ陣営とハミルトンファンのふたつの陣営があった。そしてすべてのハミルトンファンはもちろん僕のアンチだった」


「(ある時)4歳の女の子たちが父親たちと一緒に僕の前にやって来た。彼らは僕にブーイングし、親指を下げるしぐさをしたんだ。父親たちは娘たちに僕が悪者だからブーイングするべきだと言ったんだよ!」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号