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過密スケジュールに苦しむF1チーム、3連戦の撤廃を強く求める「2連戦がずっと続く方がまし」
2021年7月10日
F1チーム代表たちは、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリとF1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンに対し、2022年以降のカレンダーには3週連続開催を組み込まないよう強く求めている。2020年、2021年と、3連戦が実施されてきたが、それはCOVID-19パンデミック下の特別な措置にすぎず、これが慣例になることに反対しているのだ。
F1オーストリアGPの土曜朝、ドメニカリ、ブラウン、FIA代表者とF1チーム代表10人が会合を行った際に、この話題が取り上げられた。チーム側は、3週連続開催でレースチームを働かせることを続けるのは不可能であると表明した。
コロナ禍でシーズンを成り立たせるため、昨年は3連戦が4回行われた。2021年カレンダーには、前半にフランス/シュタイアーマルク/オーストリアが3週連続で開催され、後半には3連戦が連続して行われるスケジュールになっている。
フェラーリのマティア・ビノット代表は以前、こう述べていた。
「複数のトリプルヘッダーを行っていくことは不可能だと私は考える。この2年間は行ってきたが、もし私がメカニックたちに対して今後もそれが続くと言ったら、彼らは自分の人生を考えて、何か別の仕事をすることを選ぶだろう」
オーストリアGP終了後、ハースのギュンター・シュタイナー代表は、ビノットの意見に同調し、こう語った。
「当然のことながら、このレースが終わり、彼らは家に帰るのを楽しみにしていると思う」
「現在、COVIDの影響でカレンダーの変更について話し合っている。そのため、今こういう状況であることには理由があると言える」
「しかし、将来的にはトリプルヘッダーを行わないようにする必要がある。3連戦が1回あるより、2連戦が増える方がいい。3連戦が4回あるなら、ずっと2連戦が続く方がましだ。トリプルヘッダーは非常に辛いものなのだ」
シュタイナーはまた、ロシア/トルコ/日本の3連戦について「これは今回よりもはるかに辛いものになるだろう。時差が激しいという要素もあり、時差ぼけに悩まされることになる」と懸念を示した。
「オーストリアでの1戦目の後、全員が月曜に休みを取った。皆が好きなことをできるよう、休みを与えることに決めたのだ。とてもいいことだった。だが、別の国に移動する場合、そういう余裕はなくなる。休日を飛行機の中で過ごすことになるのだ。転戦している者なら、何時間も飛行機に乗っていると休めないことは知っている」
2022年には、3連戦がなくなり、2連戦が増えることを、シュタイナーは期待している。
「トリプルヘッダーが行われると、スタッフは1カ月家に帰れなくなる。これは非常に大きなストレスだ。(来年に関して)FOMは検討してくれるはずだ。だが今は、COVIDの問題がある。カレンダーが確定せず、突然3連戦が行われることになった」
「しかし通常の生活に戻れば、(3連戦ではなく)2連戦が増えることになるはずだ」
大きなリソースと人材を持ち、シーズン中にローテーションを組んでレースチームを運営することもある程度可能なビッグチームも、3連戦がなくなることを望んでいる。
メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクター、アンドリュー・ショブリンはオーストリアGP後にこう話した。
「トリプルヘッダーがタフであることは間違いない。本当に過酷だ」
「メカニックやエンジニアは、3戦の間、一日も休むことなく、働き続けているのだ。極めて多忙な日々を送っている。この3連戦が終わって本当によかった」
「次はシルバーストンでのホームレースだから、移動が必要なく、面倒なこともなく、皆が自分のベッドで眠ることができる」
(Grandprix.com)
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4/11(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
4/12(土) | フリー走行3回目 | 21:30〜22:30 |
予選 | 25:00〜 | |
4/13(日) | 決勝 | 24:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 62 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 61 |
3位 | オスカー・ピアストリ | 49 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

