新拠点で元フェラーリの人員を受け入れるハースF1「来週、5月末から2022年に向けて本格始動」
2021年5月19日
ハースのギュンター・シュタイナー代表が海外メディアのインタビューに応じ、これまでのシーズンや2022年シーズンに向けての動向、そして今週末に控えるモナコGPへの展望を語った。
ハースの今シーズンは低迷が続いている。ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンというふたりのルーキードライバーは毎戦最後尾での争いを強いられ、獲得ポイントはもちろんゼロ。それでも、オーストリアのサイトFormelaustria.atのインタビューに応じたギュンター・シュタイナー代表は「(これまでは)予想以上に順調」と強調し、ドライバーふたりの成長をその理由に挙げている。
「ミックは大きな進歩を遂げている。ニキータは今のところまだ遅れをとっているが、何とかなるだろう。常に前にひとり、後ろにひとりのドライバーがいる、それは当たり前のことだ」
2022年の大幅な車体規則変更に向け、ハースはそのリソースを来季型マシンの開発に集中させている。昨年型のマシンをほぼアップデートなしで使用する今シーズンは、チームにとってあくまで転換期。シュタイナー代表自身も「目下の主な課題はふたりのルーキーを育成すること」と明言しており、その課題は順調に達成されていると捉えているようだ。
さらにシュタイナー代表は来季に向けての動向を明かした。フェラーリの本拠地マラネロに築いた新拠点が「来週には入居が完了する予定で、2022年に向けて本格的に始動する」というのだ。昨年末からシャシー開発責任者だったシモーネ・レスタを筆頭に元フェラーリの人員を受け入れてきたハース。フェラーリとの結びつきを深めてさらなる飛躍を期待しているのだろう。
来季に向けて明るい見通しをもっているハースだが、やはり今シーズンは苦戦が続くことに変わりはない。シュタイナー代表は次戦モナコGPも「非常に厳しい戦いになる」と予測する。
「ふたりのドライバーはモンテカルロにほとんど行ったことがない。モナコではダウンフォースが必要になるが、今シーズンはそこに悩まされている。私にとって最も重要なことはクリーンなレースをすることだ」
(autosport web)
関連ニュース
9/19(金) | フリー走行1回目 | 17:30〜18:30 |
フリー走行2回目 | 21:00〜22:00 | |
9/20(土) | フリー走行3回目 | 17:30〜18:30 |
予選 | 21:00〜 | |
9/21(日) | 決勝 | 20:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

