ホンダF1田辺TD「新設計PUでパッケージ全体が向上。万全の態勢でタイトルを目指す」バーレーンGPプレビュー
2021年3月25日
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治氏は、レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともにプレシーズンテストで順調に作業ができたとして、いい感触を持って2021年F1開幕戦バーレーンGPに臨むことができると語った。
テストでレッドブルのマックス・フェルスタッペンが総合トップタイムをマーク、2番手にアルファタウリのルーキー角田裕毅が続いた。また、アルファタウリは全チーム中アルファロメオと並び最多周回数を記録している。
ホンダにとってF1活動最後のシーズン、目標とするのは当然タイトル獲得だ。その悲願に向けて新たに設計し直したパワーユニット(PU/エンジン)がパッケージ全体のパフォーマンス向上に貢献しており、準備がしっかり整った状態で開幕戦に向かうことができると田辺テクニカルディレクターは述べている。
「いよいよ2021年シーズンが、バーレーン・サクヒール・サーキットにて幕を開けます。昨年はコロナウイルスの感染拡大の影響を受けて予定より大幅にシーズン開幕が遅れました。今年も依然状況は厳しいもののF1、FIAまた各チームが様々な対応を取り予定通りの開幕となります」と田辺テクニカルディレクターはバーレーンのプレビューリリースのなかでコメントしている。
「今年は、さらなるパフォーマンス向上を図るために、ホンダとして多くの部分を見直し新たに設計をした新型のPUを投入します」
「PU自体の性能向上と低重心化・コンパクト化を図ることにより、車体パッケージ全体でのパフォーマンス向上にも貢献しています」
「ここバーレーンで行われた先日のプレシーズンテストでは、3日間でスクーデリア・アルファタウリ・ホンダが全チーム中で最多周回を走行、レッドブル・レーシング・ホンダと合わせてホンダのPUは791周、4、281kmを走行、今週末のレースに向けてPU、車体ともに貴重なデータを収得することができました。両チームともにパフォーマンス的にもいい手ごたえを得ています」
「ドライバーラインアップについては、レッドブルに経験豊富なペレス選手、アルファタウリにはルーキーの角田選手が加入し、新しい顔ぶれになっています。フェルスタッペン選手、ガスリー選手とともに速さを見せてくれることを期待しています」
「ホンダF1参戦最終年となる今年、PU、車体、ドライバー、チーム体制などレースに向けていい準備ができていると感じています」
「我々の目標となるチャンピオンシップ獲得に向けて、両チームとともに一つ一つのレースを大切に最善を尽くして戦っていきたいと思います」
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

