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【F1インタビュー:セルジオ・ペレス】レッドブル車の手強さを実感も「100%理解すれば乗りこなせる」
2021年3月1日
2021年シーズンからマックス・フェルスタッペンのチームメイトとなるセルジオ・ペレスが、レッドブルF1移籍後初めての囲み取材に出席。シェイクダウンでの新車RB16Bの印象や、フェルスタッペンについて語った。
2018年以降、フェルスタッペンのチームメイトは毎年入れ替わり、ペレスは4年目で4人目のチームメイトとなる。フェルスタッペンという手強い相手にどう対処するつもりか。そう訊かれたペレスは、「10年間のF1経験が、大きな武器となる」「マックスとはライバル同士というより、補完し合う関係と考えるべきだ」と、ベテランらしい答えを返した。
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──初めてレッドブルのマシンを走らせて、どんな印象を持ちましたか。
セルジオ・ペレス(以下ペレス):まったくの新車を走らせるのは、いつだって特別なものだ。ドライバーにもチームにとってもね。冬の間、エンジニアたちが必死に開発を重ねてきたクルマが、ついにコース上で走る。何度経験しても、ワクワク感は抑えられないよ。ましてや今回は、僕にとってまったく未知のクルマだったし。まだほんの少し転がした程度だし、コースコンディションも決して良くなかった。でも確実に、ポテンシャルは感じられたね。その数日前には(2019年型の)RB15を走らせたけど、グリップも速さもステップアップしているのは間違いない。
──シェイクダウンでの実走以外にシミュレーターでも新車を走らせたと思いますが、レッドブルマシンのコンセプトはレーシングポイントとはずいぶん違うのでは?
ペレス:今まで経験したクルマとは、まったく違ってたね。フロントが強いクルマという事前のイメージは、まさにその通りだった。しかも乗ってすぐに、感じるほどだった。誰でも乗りこなせるクルマじゃないのは、間違いない。
──今年は開幕前のテスト日数が限られているだけに、チームを移籍してきたあなたにはチームとクルマに慣れることが例年以上に大変だと思います。
ペレス:それは間違いないね。100%快適に走らせられるようになるには、少し時間がかかると思う。序盤5レースの間にいろんなことにトライして、そのレベルに達することができればと思ってる。もちろん開幕前の今も、いろいろやってるよ。エンジニアとできるだけ多く意思の疎通をし、だいぶスムーズにできるようになった。シートやハーネスも、何度も微調整してるしね。
──その辺りの対処は、うまくできそう?
ペレス:その種の能力は、他のドライバーよりある方だと思っている。心配してないよ。それさえできるようになれば、マシンの潜在能力を100%引き出す自信はある。決して運転が簡単なクルマじゃないと思うけど、100%理解すればやれるはず。そこに行くまで、時間がかかりすぎないことを祈ってるよ(笑)。
■「フェルスタッペンと補完し合うことで最高の結果を出したい」とペレス
──今季のあなたはマックス・フェルスタッペンという、手強さでは屈指のチームメイトと対峙しなければならない。一方であなたには、フェルスタッペンにはない10年間ものF1経験があります。
ペレス:そう。そこは僕の大きな武器になると思う。この世界では、何もかもがうまくいかないことがよくある。プレッシャーのかかり方も尋常じゃなく、打ちのめされそうになる。でも以前にそういうことを経験していれば、正しい方向に集中していけるものだよ。
──あなた自身、マクラーレンの苦しい時代からキャリアを立て直してきた。
ペレス:そう。そうやってキャリアを通じて、自分の技術を磨いてきた。今の僕は、その頂点にいると思ってる。素晴らしいタイミングで、最高のチャンスを得ることができた。きっとうまく行くと思っているよ。
──たとえ相手が、フェルスタッペンであっても。
ペレス:ライバルというより、補完し合う関係と考えるべきだ。マックスは予選一発がものすごく速いから、そこが僕にとってのベンチマークになる。一方で僕の強さは、レースだ。レース中に起きるあらゆる状況に対処して、最適なレースペースを維持する。それに関しては、マックスに負けないと思っている。そうやって二人で最高の結果を出して行けたら、いうことないね。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
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| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
| 予選 | 23:00〜 | |
| 12/7(日) | 決勝 | 22:00〜 |
| 1位 | ランド・ノリス | 408 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 396 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 392 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 309 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 230 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 152 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 51 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 800 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 459 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 426 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 382 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 80 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 73 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 68 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


