F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブルF1、2021年型マシンを『RB16B』と命名も、前年型からの大きな変更を計画

2021年1月17日

 レッドブル・レーシングは2021年型F1マシンの名称をRB17ではなくRB16Bに決めているようだが、前年型からの進化はとても大きなものになるかもしれない。


 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、2020年終盤、「新しいマシンはRB16Bと呼ばれることになるだろう」と発言した。


「60パーセントが2020年型シャシーのコンポーネントを引き継ぐことになるからだ。我々チーム史上初めて、完全に新しいマシン名を使わず、前年型のBバージョンと呼ぶことになる」


「我々にはまずまずのマシンの基礎がある。ライバルと比較してどこに弱点があるか分かっているので、冬の間はそこに焦点を当てて開発を進めていく。すべての情報とツール、データを使って、できる限りのベストな仕事をするだけだ」


「シャシーの大部分は変わらず、サスペンションエレメントも同じ、ギヤボックスも昨年型を引き継ぐ。基本的に、変わるのは着ている服、つまり空力面だ」


 当時ホーナーは、ギヤボックスは2021年には変わらないと述べたが、その後、チーム関係者は、コンポーネントの内部は変わらないものの、外部ケースのデザインには大幅な変更があることを認めている。それはシャシーのリヤエンドをリデザインするためである。


 2020年トルコGPで新しいリヤサスペンションが最初に登場した際に、エイドリアン・ニューウェイがマシンリヤ部に重要な変更を行おうとしていることが予測された。その後、RB16Bのリヤ部が2020年型と大きく異なる特徴を備えたものになるというさらなる兆候が出てきている。


 情報筋によると、2020年シーズン終盤に使用された新たなリヤサスペンションジオメトリーは、ライドハイトが変化する際にディフューザーへの空気の流れをより効率的に管理することを意図したものであるという。レッドブルは他のチームと比較して顕著なハイレーキコンセプトを採用しているため、リヤのライドハイトがライバルたちのマシンよりも大きく変化する。リヤのライドハイトが変わっても空気の流れがより一貫したものになれば、マシンの挙動がより予測しやすいものになり、ナーバスさが抑えられる。従って、ドライバーたちは突然リヤのダウンフォースレベルが変わるような場面に直面することなく、常にプッシュすることが容易になるだろう。


 これを実現するため、ニューウェイはギヤボックスのケーシングを変更、それが2021年規則による失われるダウンフォースを取り戻すことにも期待している。


 レッドブルはまた、マシンリヤへの空気の流れを改善する意味もあり、リヤウイングのピラーをダブルからシングルへと変更する見込みだ。チームは2020年シーズン終盤にすでにこのデザインをテストしている。

2020年F1第17戦アブダビGPでのレッドブルRB16・ホンダ
2020年F1第17戦アブダビGPでのレッドブルRB16・ホンダ


2020年F1第15戦バーレーンGPでのレッドブルRB16・ホンダ
2020年F1第15戦バーレーンGPでのレッドブルRB16・ホンダ


 このように多数の変更が加えられ、RB16Bのリヤは前年型から大きく異なるものになりそうだが、フロントエリアにも重要なモディファイが加えられる見込みだ。メルセデスに倣い、細いノーズコーンのコンセプトへと移ることは最初に考えたほど簡単ではないと知ったニューウェイは、フロア下とディフューザーへの空気の流れを改善するため、マシンフロントのアンダーサイドをリデインせざるを得ないだろう。

2020年F1第17戦アブダビGP レッドブルRB16のノーズ
2020年F1第17戦アブダビGP レッドブルRB16のノーズ



(Grandprix.com/autosport web)


レース

11/22(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
11/23(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/24(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン393
2位ランド・ノリス331
3位シャルル・ルクレール307
4位オスカー・ピアストリ262
5位カルロス・サインツ244
6位ジョージ・ラッセル192
7位ルイス・ハミルトン190
8位セルジオ・ペレス151
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム593
2位スクーデリア・フェラーリ557
3位オラクル・レッドブル・レーシング544
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム382
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位BWTアルピーヌF1チーム49
7位マネーグラム・ハースF1チーム46
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム44
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号