MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM関連記事
メルセデスF1『W11』:あえて“大胆なアプローチ”で改善図る。フェラーリを警戒し直線スピード向上にも注力
2020年2月15日
メルセデスF1チームのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは、2020年にレギュレーションが変化しないからこそ、パフォーマンス向上のため、『W11』の開発において大胆なアプローチをとる必要があったと語った。
6年連続でダブルタイトルを獲得してきたメルセデスは、2020年、当然7連覇を狙っていくが、それを実現するのは簡単なことではないと承知している。メルセデスは2019年には冷却面で苦しんでおり、そういった弱点の解決に取り組む上で、マシンに大きな変更を施したと、アリソンは語った。
「レギュレーションがほとんど変わらないので、昨年非常に好調だったパッケージの開発を勢いを失うことなく続けることが重要だった」とアリソンは、『W11』発表に際してコメントした。
「2019年のベースラインを発展させていくだけでも、ある程度は前進できただろうが、メリットは減り始めてしまうだろう」
「マシンコンセプトのいくつかの側面を変更したいと思った。シーズン途中に完全に変更することは不可能な側面をだ。それによって新シーズンに向けてより多くの実りを生むようなプラットフォームを築きたかった」
「今の規則が導入されてから長い時間がたつが、それでも開発の勢いを保つため、熟考の上でいくつか構造上の変更を行うことを試みた」
アリソンは、シャシーと同様にパワーユニット(PU/エンジン)のパフォーマンスを改善することも重要だったと認めた。エンジン部門のメルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)は、馬力を向上させるとともに、シャシー向上を助けることを念頭に置いて開発を行ったと、アリソンは語った。
「レギュレーションが変わらないため、完全なる改革を行うことはほぼあり得ない。しかし競争力を高めるためには大胆になる必要がある」とアリソンは、Sky Sportsに対して述べている。
「HPPの友人たちは、昨年のフェラーリが直線スピードで褒め称えられたのを見て心を痛めたはずだ。もちろん、直線スピードはひとつのパラメータに過ぎない。シャシーのセットアップとパワーユニットの両方の要素が関係してくるのだ。だが、我々はこの冬の間、その部分にも集中して取り組んだ」
「HPPがその点で素晴らしい冬を過ごしたことは喜ばしい」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |