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マグヌッセン「セーフティカーが不利に働き、ウイングに袋が引っかかる不運も重なった」:ハース F1シンガポールGP日曜
2019年9月24日
2019年F1第15戦シンガポールGPの決勝レースが行われ、ハースのロマン・グロージャンは11位、チームメイトのケビン・マグヌッセンは17位だった。
17番手からミディアムタイヤでスタートしたグロージャンは、最初のスティントを長めに走り、23周目にハードタイヤに交換した。ところが36周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)と接触し、フロントウイングにダメージを負ってピットイン。隊列の後方まで順位を落とすも、最終的には入賞まであと一歩の11位でレースを終えた。
一方同じくミディアムタイヤで13番手からスタートしたマグヌッセンは、序盤にポジションを上げてトップ10圏内を走行。しかしセーフティカーのタイミングでポジションを落とし、終盤にはフロントウイングにビニール袋が引っかかってしまう不運にも見舞われ17位となった。なおマグヌッセンはファステストラップを記録したものの、入賞圏外での記録のためポイントは加算されない。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=11位
ポイントまであと少しだった。序盤はケビン(・マグヌッセン)がいいレースをして、トップ10にいたのに対し、僕はずっと後方で苦戦していた。まわりとは違う戦略を採り、ミディアムタイヤでできるだけ長くコースに留まろうとしていたんだ。
そうして、セーフティカーが出るのを待っていたのだが、実際に出動したのは、僕自身とジョージ(・ラッセル)の接触が起きたためだった。これからビデオを見る必要があるけど、僕としてはあのコーナーの出口で、できる限り左に寄っていたつもりだ。そこにランオフエリアはなく、どこにも逃げ場がなくなって、ウォールに接触した反動で彼と当たってしまった。スペースがなくて、どうすることもできなかった。
その後、またセーフティカーが出たおかげで、終盤には順位争いに復帰することができた。可能な限りハードに戦ったけど、タイヤのデグラデーションがひどすぎて、最後の数周は泣きたくなるほどつらかった。
ケビン・マグヌッセン 決勝=17位
残念ながら、ファステストラップを記録しても何の意味もなかった。最初はトップ10圏内で戦っていたのに、セーフティーカーに関してアンラッキーだった。ずっとハードワークを続けて、幸運とかピットストップの巡り合わせとか、そういうものには頼らずに、実力でトップ10に入れるほどのいい仕事をしていた。1周目はうまく切り抜けたし、クルマのペースも良かった。
ところがセーフティカーが出るたびに、それが僕にとっては不利に働いたんだ。しかも、フロントウイングにポリ袋がひっかかって、それを取り除くためにピットに入るという不運も重なった。
それ以降は悲惨だったね。途中までいいレースをしていて、チームの全員があれほどいい仕事をしながら、それが無慈悲にも全部奪われるなんて本当に気が滅入るよ。
(Translation:Kenji Mizugaki)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

