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マンセルが1992年のF1を制した伝説的マシン、ウイリアムズFW14Bがオークションに出品

2019年2月8日

 ナイジェル・マンセルが1992年のF1世界選手権を制した、ウイリアムズの歴史的なマシンであるFW14Bが、2019年夏にグッドウッドで開催のフェスティバル・オブ・スピードにおいて、競売会社のボナムス社によってオークションにかけられることになった。


 エイドリアン・ニューウェイが設計したFW14Bは、F1の歴史上最も象徴的かつ優れたマシンのひとつだと言える。それは戦績だけでなく、有名で画期的なアクティブサスペンションシステムによるところが大きい。このシステムによってコーナーではマシンが沈み込んでグリップが増す一方、ストレートでは車高が若干高くなりドラッグが減少する。


 今回出品されるウイリアムズFW14Bは、1992年シーズンの世界選手権のうち13戦を戦ったもの。このうちの7戦をマンセルが走り、優勝5回、2位1回という成績をあげた。


 V型10気筒3.5Lのルノー製エンジンを搭載し、一般には“レッド5”の名で知られているこのマシンは、ボナムス社によれば「当初ウイリアムズ・グランプリ・エンジニアリングが保有した後、個人所有者の手に渡った。入念に管理されていて保存状態は良好」だという。


 このFW14Bは今も完璧な状態での走行が可能で、実際に最近走行を行なっているという。だが、次のオーナーになる資産家が誰であれ、実際に走行を楽しむためにはウイリアムズのソフトウェア・エンジニアの手を借りなければならない。


 ボナムス社のモータースポーツ担当ディレクターであるマーク・オズボーンは「若く、自分の気持ちが国とともにあった私は、華麗さに満ちたウイリアムズの英国製マシン、なかでも“レッド5”を愛国心を持って畏敬の眼差しで見ていた」と語る。


「(今回出品される)シャシーナンバー8は大いなる讃美を浴びてきた、(FW14Bのなかでも)最高の1台だ。マンセルはこれを走らせてシーズン最初の5戦を連勝した」


「FW14Bは当時も今も、最も高機能なF1マシンのひとつであり、我々ボナムス社がモータースポーツにおけるこれほど伝説的なマシンの競売を委託されたことを名誉に思う」


 気になる落札価格は300万ポンド(約4億2600万円)近辺と見られている。つまりこれが、スムーズで高速な走りを手に入れるための値段ということだ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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