F速

  • 会員登録
  • ログイン

ハースF1車の技術規則違反でグロージャンが失格、6位を失う。チームは控訴の意向

2018年9月3日

 2018年F1イタリアGP決勝後、ルノーが、ロマン・グロージャンが乗るハースF1マシンVF-18の合法性に関して調査を求め、その結果、スチュワードは6位でフィニッシュしたグロージャンのマシンは規則に則ったものではないと判断、失格とする裁定を下した。


 ルノーからの抗議を受け、スチュワードはこの抗議が国際スポーツ法典に記された条件を満たしたものであるとして正式に認め、その後に両チームの代表を呼び、FIA技術責任者とともに調査を行った。


 ルノーは、グロージャンのVF-18のフロアに規則に違反した部分があると主張。スチュワードは技術責任者の報告をもとに、このマシンはF1技術規則第3条7.1.dに従っていないとの結論を下した。


 この規則は車体と寸法に関する条項のフロアおよびディフューザーの部分について定めたもので、第3条7.1.dには「車両の真下から見た時に前部の各角上に半径50mm(±2mm)の丸みがなければならない。これについては基準面の表面が定義された後で適用されるものとする」と記されている。


 この規則にグロージャン車が従っていないとの声明が発表された後、FIAが発表した最終リザルトにおいてグロージャンが失格となったことが明記された。それにより7位以下がひとつずつ繰り上がり、エステバン・オコンが6位、セルジオ・ペレスが7位、カルロス・サインツが8位、ランス・ストロールが9位、そして11位でフィニッシュしたセルゲイ・シロトキンが10位となりシーズン初ポイントを獲得する結果となった。


 グロージャンの6位入賞により、コンストラクターズ選手権でハースはルノーと同点の4位に浮上したが、失格になることでルノーはランキング4位の座を取り戻すことになる。


 ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、この裁定に納得しておらず、控訴を行う予定であるとのコメントを発表した。


「我々のレースチームを罰するというスチュワードの裁定には同意できない。イタリアGPの6位フィニッシュの結果は維持されるべきであると強く感じている。スチュワードの決定に対し、控訴を行うつもりだ」



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号