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リカルド、PUトラブルを抱えながら優勝「泣きそうになったが、すぐに『勝つにはどうしたらいいか』考え始めた」F1モナコGP日曜
2018年5月28日
2018年F1モナコGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはモナコでの初優勝を挙げた。ポールポジションから順調にレースをリードしている際にMGU-Kのトラブルが発生、チーム代表クリスチャン・ホーナーによると「パワーの25パーセント」を失い、ブレーキやタイヤの温度も上昇したという。しかしリカルドは勝利を諦めず、すぐ後ろを走るセバスチャン・ベッテルを抑えきって、78周のレースをトップでフィニッシュした。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=1位
まだ実感が湧いてこない。完璧な週末だったけれど、クレージーなレースだったね。今日のレースをずっと心待ちにしていて、早くスタートの瞬間を迎えたくてたまらなかった。
スタートがうまくいった時、「これで一番やっかいな仕事は終わった、あとは完走を目指そう」と思った。ところが28周目、コーナーの立ち上がりでパワーがほとんどないように感じた。MGU-Kの問題だと分かった時、目を閉じて泣きたかった。もうこれでレースは終わりだと思ったからだ。でもすぐに、勝つために何をすべきなのかを考え始めた。無線を通してエンジニアに問いかけ、情報を交換し合ったけれど、問題は解決しなかった。それでもなんとか走り続け、セブ(ベッテル)を抑えきろうと思った。
パワーを大幅に失っていたけれど、幸いここはタイトなコースで、マシンにも速さがある。だから、ストレートでつかまらないように、コーナーでタイムを稼ぐことができた。他のサーキットだったら、今日勝つことはできなかっただろう。
そんな風に走るのは楽しくはなかったし、今は本当に疲れ切っている。でもものすごくハッピーだよ。やっと(2年前に)失った勝利を取り戻したという気分だ。これほど幸せなことはない。早く一杯飲みたいよ。
楽ではなかったけれど、自分がモナコウイナーであると言えること、チームの250戦目に優勝できたことが最高にうれしい。
(MGU-Kのトラブルについて語り)問題が起きた後は、8つのギヤのうち6つしか使えなかった。このサーキットでは8つすべてを使うわけではないけれど、それでも痛手は大きかった。
MGU-Kが壊れたことで、リヤブレーキが熱くなり、7パーセント前寄りにしなければならなかった。これはかなり大きな割合だ。
ひたすらタイヤを労わって走ったから、終盤には少しプッシュすることができた。チームの皆のおかげで走り切ることができたんだ。今は喜びを抑えられない。試練が訪れたけれど、皆で乗り切れたよ!
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

