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ザウバーF1代表「ホンダは進化を遂げ、問題を解決する」。ホンダ系若手ドライバー採用も否定せず
2017年5月2日
ザウバーF1チームは2018年シーズンから、パワーユニットをホンダへと切り替えることが決定している。F1でのホンダは苦戦が続いているものの、ザウバーでチーム代表を務めるモニシャ・カルテンボーンは、この決断を擁護する発言をしている。
ザウバーは長きにわたったフェラーリとのパートナシップを解消し、来シーズンからはマクラーレンと同じくホンダ製パワーユニットを搭載する。ザウバーが、なぜ信頼性やパワーの面で劣るホンダを選んだのかを疑問視する意見もあるが、カルテンボーンはエンジンの潜在的な伸びしろをもとにして決断したと話す。
契約を批判する声についての意見を求められると、カルテンボーンは以下のように述べた。
「そういった批判は一時的なもの、現時点での話でしかありません。これから先がどうなっているかなど、誰にもわかりません。私たちはホンダが進歩を遂げ、問題を解決すると固く信じています。そうなっていくと、確信しています」
「2014年シーズン、エンジンの競争力に大きな差があったとき、私たちはいまと同じようなシチュエーションにいました。私たちはフェラーリができるかぎりのことをしてくれるとわかっていましたし、実際にそうしてくれたので、批判したり疑念を抱くことはありませんでした」
「6カ月後にどうなっているかなんて誰にもわかりません。自分たちが手にしたチャンスを総合的に考えた結果、この先の道のりを強化してくれる、より適した選択だと感じたのです」
ザウバーはF1以外でも、ホンダと技術提携を結ぶ可能性があることを示唆している。また将来的にホンダの抱える若手ドライバーを迎え入れる考えがあることを否定していない。ホンダからは現在、F1のサポートレースであるF2とGP3に、松下信治と福住仁嶺がそれぞれ参戦している。
「過去にも経験がありますが、こういったパートナシップを結ぶ場合はドライバーについて相手側と協議し、アドバイスを受けることがあります。最終的にはチームが責任を負うべきことですが、(彼らからのアドバイスも)考えに入れます。まだ関係を始めたばかりなので、その話をするには早すぎます」
ザウバーは1997から2005年まではペトロナスの名を冠したフェラーリエンジンを搭載しており、2010年からも再び同社のエンジンを使用するなど、長い期間にわたって関係を続けてきた。今季のザウバーは、1年落ちのフェラーリエンジンで参戦している。
カルテンボーンは、チームにとってフェラーリとの関係解消は、感情として困難なものであったと言う。
「簡単なことではありません。これまで乗り越えてきたすべての出来事や、特に長く仕事をともにしてきたフェラーリの人たちのことを思うと、感情的になる部分もあります」
「関係を終えるというのは、簡単なことに聞こえるかもしれません。でもフェラーリは私たちをとてもよく手助けしてくれたのです。特に(2009年末に)BMWからチームを買い戻したときは、非常に困難な時期でしたから」
「それ以前、まだペトロナスが私たちのパートナーだったころも、フェラーリと協力して仕事にあたることが多かった。燃料や潤滑油の開発の面でも、多くの取り組みがありました。とても強固な関係でしたから、簡単なことではなかったのです」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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