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F1 Topic:『体力がない』は本当? ザウバーのウェーレイン、中国GP欠場の真相
2017年4月6日
今季ザウバーに移籍したメルセデスドライバーのパスカル・ウェーレインが、F1開幕戦に続いて第2戦中国GPも欠場することになった。公式の理由は、「トレーニング不足のため、レースで本来の実力を発揮できる体力に欠ける」というものだ。しかし、それを額面通りに信用する関係者はあまりいない。
ウェーレインは今年始めにマイアミで行われた「レース・オブ・チャンピオンズ」に出場し、レース中に派手に横転。その際に背中を痛め、冬のバルセロナテスト第1週の参加を取り止めた。
それでも翌週のテストはしっかり走り、開幕戦も初日フリー走行には出場した。それが二日目になって、突然の欠場発表である。そのためメルボルンでは、「背中痛が完治していないからではないか」という憶測が飛び、ウェーレインに対してもその質問が出たが、本人は完全否定だった。
「しかし」と、某F1チームのスポーティング・ディレクターは言う。「あくまで一般論として聴いてほしいが、レーシングドライバーが『体力がない』という理由でレース出場をあきらめるとは考えにくい。しかもテストでは、レース距離以上の周回をこなしていた。その上、開幕戦のアルバートパークは、カタルーニャサーキットほど体力的にきつくない。背中痛がぶり返したと見るのが、妥当なんじゃないかな」
一方ではアントニオ・ジョビナッツィを推すフェラーリが、パワーユニット代金をさらにディスカウントすることで、メルセデスからシートを奪ったという説もある。
なかなかうがった見方だが、ザウバーの内部事情に詳しい関係者の話では、「契約上、それはむずかしい」とのことだ。その人物は、「パスカルの性格からしても、自分から『体力がないから』と欠場を申し入れるのはありえない」と言っていた。
ウェーレインのように事故に遭わなくても、ドライバーにとって背中痛、腰痛は職業病であり、特に近年のフォーミュラカーのドライビングスタイルはその症状を悪化させやすい。
決して口には出さないが、しつこい痛みに悩むドライバーは少なくない。ウェーレインはバーレーンも欠場が濃厚で、代役のジョビナッツィが開幕戦に続いて好走するようだと、その立場はいっそう微妙なものになりそうだ。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |