F速

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ「難しいコンディションのなか、素晴らしいドライビングを見せてくれた」

2016年11月14日

2016ブラジルグランプリ 決勝

メルセデスのルイス・ハミルトン、雨に見舞われたブラジルグランプリを制し、チャンピオンシップトップとの差を詰める

Cinturatoグリーン・インターミディエイトとCinturatoブルー・フルウェットのみが、アクション満載となったレースで使用された

赤旗中断やセーフティーカー導入が戦略に影響:優勝したハミルトンをはじめ、数多くのドライバーがエクストリームなコンディション下で見事な走りを見せた

2016年11月13日、インテルラゴス


 メルセデスのルイス・ハミルトンが、Cinturatoブルー・フルウェットタイヤのみを使用して、赤旗中断も生じたウェットレースのブラジルグランプリを制しました。
 インテルラゴスの金曜と土曜は概ねドライ走行が続きましたが、決勝はウェットコンディションとなりました。


 豪雨のため、セーフティーカー先導のスタートとなり、全ドライバーは、レギュレーションに従ってCinturatoブルー・フルウェットタイヤを装着しました。


 その後、レース序盤のセーフティーカー導入周回中、レッドブルを含む複数のチームがインターミディエイトへ交換し、マックス・フェルスタッペンが、インターミディエイト勢では最高位の4位でコースに戻りました。


 フェラーリのキミ・ライコネンの事故により、20周時点で赤旗中断が発生し、セーフティーカー先導で再スタートが切られました。


 そのわずか7周後、再び赤旗中断となり、2回目の再スタートがセーフティーカー先導の下で行われました。再スタートからわずか数周後、雨が降り続く中、数名のドライバーがインターミディエイトへ移行しました。


 レッドブルのダニエル・リカルドが、インターミディエイトでセクターベストを記録し、クロスオーバーポイントが一時的に到来しました。


 しかし、雨が激しくなったことで、フルウェットタイヤがフィニッシュ時に使用されるタイヤとなりました。


 ウェットコンディション下でのスタートとなったため、スリックタイヤの使用義務は無くなり、ドライバーたちは、フルウェットとインターミディエイトタイヤのみで、中断が発生したレースを走り切りました。

決勝中のタイヤ使用状況 2016年F1第20戦ブラジルGP
決勝中のタイヤ使用状況 2016年F1第20戦ブラジルGP


決勝中のタイヤ使用状況 2016年F1第20戦ブラジルGP
決勝中のタイヤ使用状況 2016年F1第20戦ブラジルGP


ピレリ・モータースポーツ・ダイレクターポール・ヘンベリーのコメント:
「非常にトリッキーなコンディションの下、見応えのあるレースが展開されました。フルウェットとインターミディエイトを駆使して、ホイールトゥホイールのオーバーテイクをやってのけたドライバーも見られました。


 何よりも、幾度かの遅延が発生したにも関わらず、ファンがフルのレース距離を見ることができたことを嬉しく思います。


 難しく長いレースでしたが、マックス・フェルスタッペン、ホームレースとなったフェリペ・ナッセ、終盤の追い上げを見せたフェルナンド・アロンソなど、才能がきらめくドライバーたちを見ることができました。


 彼らは、エクストリームなコンディション下においても、素晴らしいドライビングが可能であることを示してくれました」


コンパウンド毎のラップタイム上位:
●フルウェット
1.フェルスタッペン1分25秒305
2.ハミルトン1分25秒639
3.リカルド1分26秒013
●インターミディエイト
1.リカルド1分25秒532
2.フェルスタッペン1分25秒761
3.ボッタス1分26秒062


最長スティント:
フルウェット:43周(ベッテル、ロズベルグ、ペレス、ナッセ、アロンソ、クビアト、ヒュルケンベルグ、オコン、ハミルトン、サインツ)
インターミディエイト:33周(ボッタス)


Truthometer:
 ルイス・ハミルトンは、ピットストップを行うことなく、2回の赤旗中断中に、いずれもフルウェットタイヤへの交換を行いました。今日の決勝で重要となったのは、事前に計画した戦略ではなく、変化する状況に反応してドライバーたちにベストなフィニッシュへの機会をもたらすことでした。



(ピレリ ジャパン プレスリリース)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号