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PU交換によるペナルティシステムにバトンが苦言「もう数字が無意味」

2016年9月2日

 ルイス・ハミルトンは、ファンは現在のF1のハイテクパワーユニットには関心がないし、そもそもエンジンの規定自体が複雑すぎる、と考えているようだ。


 2014年に始まったF1のハイブリッド時代において、パワーユニットはそれぞれが独立した6つのコンポーネントで構成されている。すなわち、内燃エンジン、MGU-H、MGU-K、ターボ、エナジーストア、そして制御エレクトロニクスだ。 


 ドライバーは、シーズン中にこれらのコンポーネントをそれぞれ5つまで使うことができるが、それを超えるとグリッドペナルティが科され、その後、コンポーネントを交換するたびにペナルティも重くなっていく。先週末のスパで、メルセデスはハミルトンのマシンに一連のコンポーネント交換を含む3基の新品パワーユニットを搭載し、彼は合計55グリッド降格のペナルティを受けた。


「このルールについてどう思うかって? ひとつのエンジンが6つのコンポーネントからできていて、コンポーネントごとに使用状況が違ったりするなんて、あまりいいルールとは思えない」と、ハミルトンは言う。


「レースを観ている人たちは、そんなことはどうでもいいと思っている。技術的なことに偏りすぎ、複雑になりすぎているんだ。観客の大部分は、MGU-Hが何なのか知らないし、そんなものを望んでもいない」


 また、彼はF1のサウンドを魅力的なものにする必要があると考えており、V12エンジンの時代が大好きだったと述べた。このエンジン音の問題については、来年からの導入を目指して、FIAとチームが共同で改善に取り組んでいる。


「(現在のF1は)サウンドが良くない。いまでもよくネットで昔のレースを見るけど、昔のクルマの音は本当にすばらしい。ああいうクルマに乗りたいよ。いつの日か、原点に戻って、シンプルにできればいいと思うんだ」


 メルセデスはレギュレーションの「抜け穴」を利用して、フレッシュなエンジンをプールし、ハミルトンに一度にまとめてペナルティを受けさせた。だが、チームボスのトト・ウォルフは、そうした手段の横行を止めさせるため、ルールを変更する必要があると自ら認めている。


 マクラーレンも、スパでフェルナンド・アロンソのエンジンとコンポーネントを大量に交換し、アロンソは合計60グリッド分のペナルティを科された。チームメイトのジェンソン・バトンは、このペナルティシステムも見直す必要があると考えている。


 アロンソは、まず35グリッド降格に相当するコンポーネント交換を行った。そして、その後さらに25グリッド分の交換を行ったが、この追加分には事実上ペナルティが科されなかった。いずれにしても、彼がグリッドの最後列からスタートすることに変わりはなかったからだ。


「そもそも、そんな(55グリッドとか60グリッド降格といった)数字が出てくるのがおかしいと思うが、それでもエンジンやその他のコンポーネントについて認められた使用数を超えた場合には、きちんとそれに相当するペナルティを受けるべきだ」と、バトンは言う。


「誰かに『彼(アロンソ)は追加の交換分について、また別にペナルティを受けるのか?』と質問されたとして、答えが『それはノーペナルティ』ということになるのは、やはり間違っていると思う」


「スパの週末に、メルセデスが(ハミルトンの)エンジンを3基も使った理由もそこにあった。もう数字が無意味になってしまっている。こんな議論にこれ以上時間を費やすべきではない。まったくバカげていると思うよ」



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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