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2014年・記憶に残る無線セレクション【後半戦】

2014年12月17日

【第19戦アブダビ・決勝LAP1】ニコ・ロズベルグ→「最後まで走りたいんだ」

 タイトルが決まる一戦、スタートで出遅れてしまったロズベルグに対して、レースエンジニアのトニー・ロスは「タイヤのことだけを考えろ」と伝えた。「(挽回するための)プランはシンプルだ。ハミルトンとのギャップを維持して、彼より長く走る。それだけだ」と。「右フロントにグレイニングが起きるかもしれない。そのあとリヤのデグラデーションが来るぞ」とタイヤを労ることの重要性を強調して、ピットストップのタイミングを待つ。しかし、24周目に「パワーを失っている!」とロズベルグの悲痛な叫びが響いた。MGU-Kにトラブルが発生し、ペースがガクンと落ちる。53周目には周回遅れとなり「トラブルが多すぎる。ピットインしろ」と指示されたが、ロズベルグは「最後まで走りたいんだ」と訴えた。

【番外編】ニコ・ロズベルグ→「ドライビングアドバイス、プリーズ」

 シーズン前半戦たびたび耳にしたのが、メルセデスの無線で「○○○でロスしている、もうひとりのドライバーは●●●をしている」というドライビング比較のアドバイス。「クイックエイペックス(速めのターンイン)」「スローIN・アーリーEXIT(立ち上がり重視のコーナリング)」「レイトブレーキでコーナリング速度を維持」「ターンXは3速で」といったものから、「ターン1では25mリフト&コーストをしている」「ブレーキングを10m遅くしてハードに」「出口でもっと早くステアリングをまっすぐに」といった細かな指示まで内容は多岐にわたっていた。あくまでチーム内での比較ではあったが、ドライバーは自身の力で走るべきという考え方のもと、シンガポールGPから細かな“ドライビングアドバイス”は禁止されることになった。しかし、当初議論されていた無線での技術通信全面禁止とは違い、結局ほとんどのチームにとっては「特に何も影響はない」というレベルの規制にしかならなかった。

(米家峰起)





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