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F速分析1:見た目以上の完勝? 冷静なロズベルグ

2014年11月10日

 レース後のコメントでロズベルグは、「スティント後半に向け、タイヤをセーブすることができた」と語っています。この時の余裕が、最終スティントでのハミルトンに対する防戦に生きていたと言えるのではないでしょうか?

 では、ハミルトンがスピンしていなかったとしたら、ロズベルグは勝つ事ができたのでしょうか? ハミルトンがあのスピンでロスした時間は、計算上は約8秒。ハミルトンのスピンが無ければ、ピットアウト時にロズベルグの前に出ていた可能性があります。ただこれは、ロズベルグがピットアウト直後にプッシュしなかった前提での話。ロズベルグはプッシュすれば、ハミルトンの先行を阻止することができていたでしょう。ただ、その後最後まで抑えきれたかどうかは、さすがに分かりませんが。

 次戦はいよいよ最終戦アブダビGP。チャンピオン争いの結末は、どのようになるのでしょうか? 現時点でハミルトンはロズベルグに対し17点のリード。2位以上に入れば無条件で王座獲得ですから、ハミルトン優勢なのは間違いありません。しかし、ロズベルグには最後の最後まで諦めず、素晴らしい戦いを見せてもらいたいものです。

(F1速報)





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