【無線ハイライト】間違った設定が直せない、ハミルトンが陥った無線規制の罠
2016年6月21日
パワーダウンした状態で走行を続けながらステアリング上に並ぶあらゆるスイッチを押して設定値を確認していくハミルトンの苛立ちは、ますます募っていった。
「こんなのバカげてるよ! 5秒ごとにダッシュボードを見て、どのスイッチが間違っているのか探すなんてことはしたくない。僕の知る限り、僕は何も変えていないし、何も間違ったことはしていないはずだ」
チーム「ルイス、これはキミのせいじゃない。セッティングが間違っていただけだ」
「HPPか?」
「教えられない」
「あれこれ変更してばかりじゃ(クラッシュして)レースをフィニッシュできないかもしれない!」
「ルイス、アドバイスはできないんだ」
「こちらから聞いて、それに対してイエスかノーかアドバイスをするというのは?」
「それも許されていない。落ち着いて自分の仕事に集中して走ってくれ」
根本的な解決策ではないとはいえ、通常レースモードや予選モード、燃費モード、SCモードなど0から15まで16種類あるストラットを別のモードに変えれば、問題は回避できたはずだ。
42周目、ハミルトンは「なぜか問題が解決して」ファステストラップを記録した。
「君がコース上で最速だ。残りは9周だ」
「ありがとう、クソったれなパワーが戻ったよ!」
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※モナコGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※モナコGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |