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ホンダ密着:ポイントは逃すも、高速市街地で予想以上の“善戦”

2016年6月20日

 ただし、レースではストレートエンドでのスピードを重視したツケにも苦しめられた。最高速を上げようと、ダウンフォースを削ったために、リアタイヤが滑りやすくなり、1ストップ作戦を諦めて2ストップでレースを戦わなければならなくなったのだ。

「レース前の段階で、基本は2ストップでした。金曜日のフリー走行では、スーパーソフトはアタックラップの途中で、タイヤがタレてしまうほどデグラデーションがひどかったですから。もちろん、1ストップも念頭に置いていましたが、日曜日は路面温度が高く、スーパーソフトのデグラデーションが予想していたよりも大きくなり、ラップタイムが落ち始めたので、やはり2ストップで行こうということになりました」

 しかし、残念ながらアロンソは42周目にシフトチェンジができなくなり、ピットに帰還してリタイア。バトンは入賞まであと一歩という11位にとどまった。それでも、長谷川総責任者はうつむくことはなかった。

「ポイントは取れませんでしたが、燃費的にも、ストレートスピード的にも、もう少し厳しい戦いを想定していたので、きちんと戦って11位でフィニッシュできたことは、私たちにとって勇気付けられる結果です。ここでしっかりと戦えたので、オーストリアでも自信を持って戦いたい」
 今年の夏の高速ラウンドは、昨年とは違うホンダの戦いが見られるかもしれない。

(Text : Masahiro Owari)





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