無線ルール厳格化で、ドライバーへの遠隔操作が減少
2016年3月8日
「明らかに前向きな一歩だ。目的は事態を予測不可能で、変化に富んだものにすることで、それが実際に起きようとしている。レース中、ドライバー間で異なる展開になる可能性がある」
「エンジンの『スタートモード』と呼ばれるものを例に挙げると、これはレースを走り切る上で効率にかなり大きな違いが出るものだ。当然ながらいくつかのパワーモードのうち、使用が許可されるのは一部分になるが、よりパワフルに走ることでよく防御することができ、よりアタックできるようになる」
「しかし、異なる戦略で何をいつ使うか、どの段階でどのパワーモードにするかをドライバーが判断するとなると、マシンの間に違いが生まれ、最適化された部分が少なくなる。そうなれば、レース前に綿密な計画を立てる必要がある。どんな計画だったかを覚えていられる賢さ、正しいタイミングで正しい行動を取れる直感と知性が求められる」
ただしウォルフは、多くのメッセージの伝達を禁止する新たな規制が正しいか否か、疑問を抱いている。
「無線でのやり取りや、それがもたらす感情の部分も気に入っている。私たちもマシンがもたらす興奮の一部になりたいと思ったから、15年前に今の形になったんだ。もしかしたら今は、厳格化が行き過ぎているかもしれない。これがファンにとっていいことなのかどうか、はっきりしたことは私には言えない。ドライバーが無線で話す回数が減るので、マシンに何が起こっているのかは分かりにくくなる。けれどもミスが増えることで結果にバリエーションが出る。これは競技にとっては重要な事だ。ファンがダークホースの勝利を見たがったから、こうなった。優勢のマシンばかりが勝つようでは、退屈だからね」
(Translation:Akane Kofuji/オートスポーツweb )
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |