熱田 護
ここで撮影をするには、プレスルームでセッションごとに発行される券が必要になります。すみません、その券は撮り忘れました……。

その券を撮影台の下で回収するのが、このおじさんたちです。
毎年一緒のおじさんです。

熱田 護
久しぶりの金子カメラマン登場です。
パラボリカは、結構コースオフするマシンが多くて、今回、ランオフエリアの一部が舗装されました。これで、助かる場合がかなり多くなると思います。

ドライバーにとってみたら、失敗してもなんとかなるので、いいのかな？？？
でも、緊張感が無くなるよね……やっぱり……
まあ、時代の流れでしょうか。

熱田 護
カメラマンは、こんな感じで乗り出して撮影します。
減速しているとは言え、時速200キロは超えていますから、なかなかマシンの動きに合わせてレンズを振るのは難しいです。

熱田 護
こんな感じで撮れます。

俯瞰から撮影できる場所って多くないし、それにスピードが出ているので迫力があります！

そのスピードに負けないように一生懸命撮影していると、知らず知らずのうちに「なにくそったれが！！！」って気持ちになって、楽しくなってくるんですよね。

でも、ちゃんと撮れている確率は本当に少ないんです。
例年、金曜に一度行きます。
今年はFP2でパラボリカへ行きました。


そして、日曜日も行ってしまいました……。

バリエーションが少なくなるので本来であれば1コーナーとか裏のシケインに行ったりするんですけれど、このパラボリカ、僕、好きなんです。とっても。

だから、金曜の写真の出来が納得いかないんですよね。
それで、また行ってしまうわけです。
それでも結局納得した写真って撮れないんですけどね。
じゃあ来年って思って、はや20年以上も経ってしまいました。

うーん、写真って難しいです。

◇◇◇◇

熱田 護（あつた・まもる）
1963年生まれ。三重県鈴鹿市出身。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。2輪世界GPを転戦、1992年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。一見、強面のようなビジュアルだが、実は心優しい性格……だとか。現在では日本人カメラマンとして唯一F1全戦をカバーしている。
F1撮影旅日記とあれこれ　http://kz1000mk2.at.webry.info
Mamoru Atsuta Photography　http://www.mamoru-atsuta.com

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