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エフワン見聞録:才能を揃えたチームの宿命

2014年9月3日

 実際に接触時の映像を見ても、ロズベルグが故意にぶつけたようには、私にはとても思えない。そもそもチームメイトのタイヤをパンクさせようとしてぶつけるか? そんなに狙った運転が出来るか? ましてやぶつけると、何とかボードとかかんとかウイングとかゴチャゴチャと空力部品が付いている今のF1では、自分のクルマがダメージを被るのは避けられない。更に言えば、チームメイトを潰して勝っても気持ちが良くないばかりか、禍根を残すこと必至だろう。ロズベルグだってそこまで馬鹿じゃないでしょう。

 ということは、「故意にぶつけやがった」と言ったハミルトンの方がよっぽど馬鹿に違いない。そして、ぶつけられた彼がロズベルグを攻めると言うことは、逆の立場を考えてみた時、「自分はロズベルグにぶつけるね」と言ってるようなもんだ。そして、そのハミルトンの言葉を信じたチームのマネージメント。どうかしているよ。

 ハミルトンだって本当にぶつけられたんだと思っているなら、レースが終了したらロズベルグをぶん殴るぐらいしたらどうだ? 直接ロズベルグに言う前にインタビューでロズベルグを非難するなんて、金タマが小せえったらありゃしない。

 現実には、レース後の金曜日、メルセデスのマネージメントとふたりのドライバーが話をし、ロズベルグは判断を誤ったとハミルトンに謝った。まあ、大人の判断だ。だが、接触を招いた判断ミスを謝ったのであって、ハミルトンが公に「ロズベルグは故意にぶつけた」と言った事実については納得いかないはずである。また、チームのマネージメントがロズベルグを非難した点に関しても納得はしていないだろう。会社の上司に公に「お前が悪い」と言われれば、社員は「そんな会社は辞めてやる」と考えるだろう。ロズベルグはそこまでの判断はしていないが、内心忸怩たるものがあることは明白だ。





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