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今も生き続ける、アイルトン・セナの想い

2014年5月5日

「アイルトンには夢がありました。貧しい子供たちに可能性を与えたかったのです。そのことを、私たちは何度も話しました。ブラジルのあちこちの街で多くの通りを歩き、この国の現実を見せ付けられた時に……」

 ヴィヴィアーニはそう当時を振り返る。そしてその夢は、アイルトンの死後に現実へと変わり始める。アイルトン・セナ財団の創立である。


「アイルトンが逝ってしまった翌年、財団が創設された時には、私たちの救済プログラムの対象は2万人の子供たちでした。その後、信じられないような勢いで成長し、97年の終わりには30万人、今では50万人くらいの子供たちを救済しています」

 この財団はどのように活動しているのだろうか? ヴィヴィアーニは次のように説明してくれた。

「基本的な方針はひとつだけ。誰にでも可能性を与えるということです。支援を受けているすべての子供たちが、将来を築いていくための土台を提供しようとしているのです。私たちが関わっている子供たち全員が、幸せな人生を歩むというわけにはいかないでしょう。でも、すべての子供たちに可能性を与えたいのです。教育や医療を受ける機会も提供したい。ブラジルでは、残念ながら中等教育のレベルはかなり低いものです。ですが私たちは、ソーシャルテクノロジーという新しい方法を導入し、結果を出しています」

 アイルトン・セナ財団は、今もF1界との深い繋がりを持ち、多くのF1関係者が財団のオフィスに出入りしている。

「フランク・ウイリアムズ、ロン・デニス、アラン・プロストらは管財に携わり、我々の活動の計画や進行の決議にも参加しています。連絡も頻繁に取り合っていて、彼らは常に高い関心を保ち、重要な役割を果たしています」

 とはいえ、特にフランク・ウイリアムズは、アイルトンが亡くなった際にドライブしていたマシンのオーナーだ。彼との関係は、大丈夫なのだろうか?





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