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【アイルトン・セナの思い出】PART4:予選の名手だったセナが持っていた特殊な能力

2019年4月27日

 5月1日で、レース界の伝説アイルトン・セナが死去してから25年になる。1994年のサンマリノGPの週末は酷いものだった。ローランド・ラッツェンバーガーが予選中に事故で死亡し、翌日には決勝レース中に、セナが単独クラッシュで命を失ったのだ。


 元マクラーレンの会長兼CEOのロン・デニスは、1988年から1993年にかけてマクラーレンに在籍し、3度の世界タイトルをチームにもたらしたセナについて、多くの思い出を持っている。


 これは本シリーズにおける、セナについてのデニスの4回目の談話だ。


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 セナは予選の名手だった。長年の間、彼はF1のポールポジション獲得回数65回(161レース中)の記録を保持していたが、その後ミハエル・シューマッハーが68回(307レース中)のポールポジションを獲得して記録を塗り替えた。そして今では84回(232レース中)のポールポジションを達成したルイス・ハミルトンが、新たに記録を打ち立てている。


 デニスは、セナがいかにこうした素晴らしいラップを生み出したのかを説明した。


「彼は一種の視覚化の技術を作り出していた」とデニスは語った。


「そして実際に心の中で走行することができた。そうしてマシンと戦う必要がある場所、マシンをコントロールする必要がある場所、マシンで勝負に出る必要がある場所について考えていた。彼は困難に対処する素晴らしい能力を持っていた」


「偉大なドライバーと優秀なドライバーの違いは、不完全なマシンで勝てるかどうかということだ。タイヤが数周でだめになってしまうかもしれない可能性や、ドライバーがなんとかしなければならない特定の弱点のあるマシンであることを承知でレースをすることは、頻繁にあった」


「今の時代もドライバーはギヤチェンジをする。しかし現代のギヤボックスをドライバーが傷めることは非常に難しい。ギヤチェンジを機械的に行っていた時代とは正反対だ。なぜなら、当時はギヤボックスを傷めることがあり、そうするとパフォーマンスに不利な影響が出る。ギヤが飛び出してくるとかね。彼はオールラウンドなドライバーでいることに秀でていて、うまく困難に対処していた。最も楽しめたレースは、困難な状況で勝ったレースだろうね」



(grand prix)




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