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早期に2018年のマシン開発を終了したザウバーF1。終盤戦の好調は「予想外」とルクレール

2018年11月20日

 シャルル・ルクレールは、チームが開発作業を止めたことを考えると、ザウバーのC37がシーズン後半で見せたようなパフォーマンスを発揮できるとは予想していなかったと認めた。


 ザウバーの2018年シーズン最初の数戦におけるパフォーマンスについては特筆すべきことはないが、徐々にチームは改善し、中団グループ内での地位を築いた。


 しかしながらチームのリソースは夏の早い時期に来年のマシンに向けられており、終盤の数戦ではチームのパフォーマンスが落ちることが予想されていた。


 しかしルクレールは、メキシコGPとブラジルGPでトップ10位内のフィニッシュを飾ったほか、チームメイトのマーカス・エリクソンはインテルラゴスでの予選で、トップ3以外のチームの中でベストとなる7番手という素晴らしい順位につけた。


「今年のマシンのベースラインは良いものだが、最初の3戦ではポテンシャルを最大に引き出すことができなかったと思う」とルクレールは語った。


「このマシンのバランスをどう整えたらいいのかをいったん理解したら、大きな一歩を踏み出すことができた。そしてシーズン中も改善を重ねていき、マシンは一層良いものになった」


「昨年と比べるとマシンはとても素晴らしいものだ。それは結果からも分かるだろう」


「かなり前からマシンのアップデートは停止され、他のチームはプッシュし続けているなか、それでも僕たちは同じパフォーマンスを発揮できている」


「これが強力なマシンであることは間違いないよ」


 ルクレールは、ザウバーが来年のマシンへ焦点を切り替えたあとも、パフォーマンスレベルを維持できるとは予想していなかったが、2019年に向けて早期に開発をスタートしたことは、良い前触れとなるだろうと考えている。


「これほどに良いシーズン終盤になるとは予想していなかった。今年のマシンの開発作業の停止はかなり早くに予定されたからね」


「彼らは多くの時間をマシン開発に使ってきているから、来年の彼らの見通しはとても明るいはずだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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