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ピレリの新タイヤ開発のため、5チームが昨年仕様のマシン供給に合意
2016年4月16日
ピレリが2017年のレギュレーション変更に向けたタイヤ開発のテストプログラムを開始するにあたり、5つのF1チームが支援をする体勢にあるという。
ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、中国GPが開催されている上海インターナショナル・サーキットのパドックで幾人かのF1チーム代表らとミーティングを開き、大きな成果を挙げた。2017年向けのタイヤ開発については交渉にかなりの時間がかかっており、今回の決定は大きく前向きな進歩となった。
2016年のテスト計画には大きく分けてふたつの段階がある。そのうちのひとつはピレリが2015年のマシンを使用し、2017年の技術仕様への適用を見据えたうえで、現在のタイヤサイズでコンセプトのみを進めるというもの。その後、7月下旬から8月上旬にかけて、ピレリは2015年のマシンに2017年の空力パッケージを採用したハイブリッド仕様へとマシンを変更してテストを行う。
2015年のマシン供給と仕様変更に合意した5チームで現在判明しているのがフェラーリ、メルセデス、レッドブル。残りの2チームはウイリアムズ、マクラーレン、フォース・インディアのいずれかになると言われている。また、現在の規定では12日となっているテストの日数も倍程度に増加することが確認されている。
次回のF1コミッションのミーティングは4月26日の予定となっており、プログラムをできるだけ早く進めるため、26のメンバーがすべての提案に対し月曜日(18日)にファックスで投票するという。レギュレーション変更には全会一致が必要とされているが、これについては前向きな兆候が見られている。
「前進のための道筋は見えており、来週前半にはすべてが最終決定に至ることを望んでいる。特に今シーズン、物事を前に進めることは大きな変更を意味する。今年はどのチームに何ができるのかということが、問題なんだ」とヘンベリーは語る。
協力する5チームのすべてを活用するか否かとの問いには、「2015年のマシンの仕様変更については、5チームすべてを活用するつもりだ」と答えた。
ピレリがタイヤサプライヤーを続行することは半年前に発表されていたものの、レギュレーション変更に合意の兆しが見えてきたことで、ピレリとFIA間での2017〜2019年の契約も締結間近だと考えられる。
「すべてが同時にまとまりつつあり、来週には最終決定となるだろう。決定の前に最終調整が必要な要素もあったが、FIAやチーム、FOAが素晴らしくサポートしてくれた。全員が共通の目標に向けて取り組んでおり、状況は非常に前向きだ」
すでに後戻りが不可能な局面に達したこと考えると、今後のピレリは熱心に仕事に取り組むことができるようになる。
「我々は挑戦をしているんだ。空力面やタイヤサイズ、それにタイヤ特性の変更もあり、どれもがもちろん重要だ。一時に多くの物事が進行していて、それは我々から見れば確かに大きく興味深い挑戦だ。マシンを速くするための要素はたくさんある。挑戦しがいのあるマシンになれば、レースもより良くなるだろう」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
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10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
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