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1ストップ戦略は十分可能。再舗装も負荷を減少

2015年5月22日

2015 モナコグランプリ フリー走行

メルセデスのルイス・ハミルトンがFP1とFP2で最速タイムを記録:
激しい雨の影響により、FP2での走行はごくわずかに
ロータスのパストール・マルドナードのみが、2015年型のスーパーソフトタイヤを使用
再舗装されたアスファルトとガードレール位置の変更、および低い気温がモナコの市街地サーキットの特性に変化をもたらす

2015年5月21日、モナコ
モナコの金曜フリー走行セッションは、激しい雨によって限定的な走行にとどまりました。各チームは、明日以降のレース週末での雨の可能性は低いことから、滑りやすいコンディション下で、ガードレールが間近に迫るモナコでの走行で得られるものは少ないと判断しました。

夜間の豪雨を受けて、午前中のFP1はダンプが残る中で開始されました。各チームは、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用して最初の走行を行いました。路面が乾いた後は、P Zeroイエロー・ソフトタイヤへと移行しました。今週末用として、P Zeroイエロー・ソフトと一新された2015年型P Zeroレッド・スーパーソフトタイヤが選択されています。ウェットコンディションになることが不確定だった中、午後のFP2で、タイヤ構造とコンパウンドが新しくなったスーパーソフトを使用して走行したのはロータスのパストール・マルドナードのみでした。土曜日のFP3がドライで行われれば、他のドライバーたちが初めてスーパーソフトを試すことになるFP3は、極めて重要なセッションとなります。

FP2残り10分時点で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがインターミディエイトタイヤで走行を再開し、クロスオーバーポイントを見極めるために、乾いていく路面上でのグリップレベルを評価しました。ここでいうクロスオーバーポイントとは、インターミディエイトからスリックタイヤへ交換するべきポイントのことです。セッション終盤、数名のドライバーがインターミディエイトタイヤを使用して走行に加わりました。今日のフリー走行では、フルウェットタイヤでの走行も見られ、モナコに持ち込まれた4種類の全タイヤが使用されたことになります。

歴史的なモナコのサーキットで、今年はいくつかの新たな変化があります。最も大きなものは、サーキットの80%が新しいアスファルトで再舗装されたことです。また、ガードレールの位置がわずかに変更となった点や、日中の気温が15°Cを下回っていることなどが挙げられます。これら全ての要素がドライビングコンディションに影響を及ぼします。

メルセデスのルイス・ハミルトンが、本日の両フリー走行セッションで、ソフトタイヤを使用して最速タイムを記録しました(FP1ではセッション終盤、FP2では序盤にそれぞれ記録)。ハミルトンがソフトタイヤで記録した本日のベストタイム、1分17秒192は、昨年のFP2で当時フェラーリのフェルナンド・アロンソがスーパーソフトで記録した1分18秒482のセッション最速タイムよりも速いものです。

通常のグランプリ週末と異なり、金曜日にFormula Oneの走行は行われず、GP2の走行のみが行われます。公式のGP2セッションとは別に、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルが、現行よりも大きなサイズのプロトタイプタイヤを装着したGP2マシンによるデモ走行を行う予定です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「今日は有意義な走行がほとんどできなかったので、我々の新型スーパーソフトが実質的に初使用されるのは、土曜日午前中の最終フリー走行(FP3)になりますね。レース戦略を構築する上で、このFP3が極めて重要になります。今日の結果から多くを導き出すことは難しいものの、再舗装された路面は、シーズン中で最もタイヤに負荷がかからないトラック上の摩耗とデグラデーションをさらに小さくすると思います。したがって、独自の戦略でアドバンテージを得ることを狙うチームも登場するかもしれませんが、1ストップ戦略が十分可能です」

「何よりも、雨の中、わずかな走行を見守ってくれたファンの皆様に申し訳なく思います。チームが拠り所とするデータがわずかな状態ですから、いつにも増して予測不可能な予選と決勝になりそうです。その前に、明日行われる新型GP2用プロトタイプタイヤによるデモ走行を楽しみにしています。このタイヤは、いかなる要望にも対応する、我々の多彩なタイヤソリューション提供能力を示すものです」





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