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ベッテル独走でカナダ初V、2位にアロンソ
2013年6月10日
Sutton
F1第7戦カナダGPの決勝レースが現地時間9日14時(日本時間10日午前3時)より行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季3勝目、通算29勝目を挙げた。
レースの舞台となるのは、カナダ・モントリオール市内にある人工島の道路を使用した全長4.361kmの公道コース『ジル・ビルヌーブ・サーキット』だ。ピレリはこのサーキットに、ミディアムとスーパーソフトの2種類を持ち込んだ。
金曜、土曜と降雨のあった今回のカナダGPだったが、決勝レースは雲が浮かぶものの青空ものぞく爽やかな天気のなかで展開。開始時の気温は23度、路面温度は28度を記録している。
迎えたスタートでは、ポールポジションのベッテルが好スタートを決めると、序盤からファステストラップを織り交ぜ、2番手のルイス・ハミルトンから7秒のマージンを築く。ベッテルは、上位勢が20周目までに1度目のピットストップを終えた後もトップをキープし、後続を寄せ付けないハイペースで周回を重ねた。
2番手以下にはハミルトン、ニコ・ロズベルグ、マーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソと続くが、1度目のストップで他車とは異なりスーパーソフトを装着したロズベルグのペースが上がらず、3番手争いが過熱する。ロズベルグも粘るが、30周目にはウエーバー、アロンソにかわされ5番手に後退。
3、4番手に浮上したウエーバーとアロンソはほぼ同じペースで周回を重ね、その差は2秒前後に保たれる形で推移する。そのなか、37周目にウエーバーが周回遅れのギド・バン・デル・ガルデと接触。フロントウイングにダメージを受けるとともに、アロンソとの差が1秒以下に縮まってしまう。アロンソはその機を逃さず攻勢をかけると、42周目のホームストレートでウエーバーをとらえて3番手に浮上する。
F1第7戦カナダGPの決勝レースが現地時間9日14時(日本時間10日午前3時)より行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインで今季3勝目、通算29勝目を挙げた。
レースの舞台となるのは、カナダ・モントリオール市内にある人工島の道路を使用した全長4.361kmの公道コース『ジル・ビルヌーブ・サーキット』だ。ピレリはこのサーキットに、ミディアムとスーパーソフトの2種類を持ち込んだ。
金曜、土曜と降雨のあった今回のカナダGPだったが、決勝レースは雲が浮かぶものの青空ものぞく爽やかな天気のなかで展開。開始時の気温は23度、路面温度は28度を記録している。
迎えたスタートでは、ポールポジションのベッテルが好スタートを決めると、序盤からファステストラップを織り交ぜ、2番手のルイス・ハミルトンから7秒のマージンを築く。ベッテルは、上位勢が20周目までに1度目のピットストップを終えた後もトップをキープし、後続を寄せ付けないハイペースで周回を重ねた。
2番手以下にはハミルトン、ニコ・ロズベルグ、マーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソと続くが、1度目のストップで他車とは異なりスーパーソフトを装着したロズベルグのペースが上がらず、3番手争いが過熱する。ロズベルグも粘るが、30周目にはウエーバー、アロンソにかわされ5番手に後退。
3、4番手に浮上したウエーバーとアロンソはほぼ同じペースで周回を重ね、その差は2秒前後に保たれる形で推移する。そのなか、37周目にウエーバーが周回遅れのギド・バン・デル・ガルデと接触。フロントウイングにダメージを受けるとともに、アロンソとの差が1秒以下に縮まってしまう。アロンソはその機を逃さず攻勢をかけると、42周目のホームストレートでウエーバーをとらえて3番手に浮上する。
その間に上位ふたりは逃げを打つ形となるが、ベッテルの速さに2番手ハミルトンはついていくことができずその差は15秒前後に。ハミルトンとアロンソの差は8秒弱となっていた。
トップのベッテルがレースを支配する一方、2度目のタイヤ交換を終えた3番手アロンソは、ファステストラップをマークしながらハミルトンより1秒近く速いペースで走行。51周目には5.7秒あったふたりの差が60周目には1秒以下となる。ハミルトンも反応してペースをあげるが振りきれず、レース残り10周を切るとテール・トゥ・ノーズのバトルが展開。接触すれすれのディフェンスを見せるハミルトンとの一進一退の攻防の末、アロンソは63周目のホームストレートで2番手に躍り出た。
ただ、その時点で首位ベッテルのマージンは20秒弱。最終的には14秒まで縮まったものの、終盤もレースをコントロールしたベッテルがトップでチェッカーを受けた。2位には、ハミルトンの追撃を振り切ったアロンソが入り、ハミルトンは3位となった。4位にウエーバー、5位ロズベルグと続き、6位以下にジャン−エリック・ベルニュ、ポール・ディ・レスタ、フェリペ・マッサ、キミ・ライコネン、エイドリアン・スーティルと続いている。
1ストップを採用したライコネンは最終盤まで8位を走行していたものの、チェッカー目前の69周目にマッサにパスされ9位に後退。予選Q2でクラッシュを喫し16番手スタートとなったマッサが、僚友アロンソのチャンピオンシップ上でのライバルを1つ後退させる形で8位フィニッシュを飾った。
また、雨の予選で大健闘の3番グリッドを獲得したボッタスは、レースペースが上がらず後退し、14位でレースを終えている。
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |