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可夢偉とWECを戦うAFコルセはどんなチーム?
2013年3月12日
LAT
11日、スクーデリア・フェラーリと小林可夢偉が契約し、今季可夢偉はWEC世界耐久選手権を戦うことになったが、可夢偉とともに戦うことになるAFコルセとはいったいどんなチームなのだろうか? 「今までF1しか見たことがない」「WECのことはよく分からない」というファンの方に簡単にご紹介しよう。
イタリアのレーシングチームで、スポーツカーレース界ではいまや確固たる地位を築いているAFコルセは、元レーシングドライバーであるアマト・フェラーリ(エンツォ・フェラーリとの血縁関係はない)が1995年にチームマネージャーに転身し立ち上げたチーム。『AF』は自身のイニシャルからとられている。
チームはマセラティのカップカーを走らせた後、04年からマセラティMC12でFIA-GTに参戦。06年からフェラーリF430にスイッチしGT2クラスを戦い、マセラティ/フェラーリと強固な関係を築く一方、ミカ・サロやジョニー・ハーバート、現在もチームに所属するジャンマリア・ブルーニなど元F1ドライバーを積極的に起用。2010年にはジャン・アレジとF1を退いたばかりのジャンカルロ・フィジケラがコンビを組んだこともある。
Masahide Kamio
その2010年からはル・マン規定で争われるレースに参戦しており、2012年はフィジケラ/ブルーニのコンビがドライブした51号車フェラーリ458が初年度のWECで2勝をマークし初代チャンピオンを獲得するとともに、ル・マン24時間ではトニ・バイランダーを加え優勝を飾った。
AFコルセはWECの他にもFIA-GT1世界選手権やインターナショナルGTオープンにも参戦。『Racing with FERRARI』をスローガンに多くのシリーズに参戦するほか、WECではLMP2クラスのペコム・レーシングの実質的な運営も担っている。
今季に向けてAFコルセでは、WEC参戦に向け2台のフェラーリ458 GTEをエントリーさせているが、今季はライバル勢が強力な陣容を整えており、連覇は一筋縄ではいかない状況となっている。ポルシェがワークス参戦を開始し、ニュルブルクリンクの名門チーム・マンタイと新型の911 RSRでエントリーしたほか、アストンマーチン・レーシングも2台体制に拡大。ル・マン24時間ではこれに加えアメリカの強豪コルベット・レーシング、新型のバイパーGTS-Rを送り込むクライスラーSRTなど、5ワークスが揃う。
ドライバーの陣容も豪華で、ポルシェは世界中のレースで勝利を重ねてきた自慢のワークスドライバーを揃えるほか、アストンマーチンは昨年までウイリアムズに在籍したブルーノ・セナを起用。そんな中、AFコルセが可夢偉加入を決めた状況はライバルの陣容を考えれば、決して不思議ではない。
可夢偉がドライブするフェラーリ458 GTEはもちろん総合優勝を争うマシンではないが、これまでの経験にないであろうナイトランや、上位クラスの車両を“抜かさせる”走り方の修得は、可夢偉にとって新しいチャレンジとなりそうだ。
11日、スクーデリア・フェラーリと小林可夢偉が契約し、今季可夢偉はWEC世界耐久選手権を戦うことになったが、可夢偉とともに戦うことになるAFコルセとはいったいどんなチームなのだろうか? 「今までF1しか見たことがない」「WECのことはよく分からない」というファンの方に簡単にご紹介しよう。
イタリアのレーシングチームで、スポーツカーレース界ではいまや確固たる地位を築いているAFコルセは、元レーシングドライバーであるアマト・フェラーリ(エンツォ・フェラーリとの血縁関係はない)が1995年にチームマネージャーに転身し立ち上げたチーム。『AF』は自身のイニシャルからとられている。
チームはマセラティのカップカーを走らせた後、04年からマセラティMC12でFIA-GTに参戦。06年からフェラーリF430にスイッチしGT2クラスを戦い、マセラティ/フェラーリと強固な関係を築く一方、ミカ・サロやジョニー・ハーバート、現在もチームに所属するジャンマリア・ブルーニなど元F1ドライバーを積極的に起用。2010年にはジャン・アレジとF1を退いたばかりのジャンカルロ・フィジケラがコンビを組んだこともある。
Masahide Kamio
その2010年からはル・マン規定で争われるレースに参戦しており、2012年はフィジケラ/ブルーニのコンビがドライブした51号車フェラーリ458が初年度のWECで2勝をマークし初代チャンピオンを獲得するとともに、ル・マン24時間ではトニ・バイランダーを加え優勝を飾った。
AFコルセはWECの他にもFIA-GT1世界選手権やインターナショナルGTオープンにも参戦。『Racing with FERRARI』をスローガンに多くのシリーズに参戦するほか、WECではLMP2クラスのペコム・レーシングの実質的な運営も担っている。
今季に向けてAFコルセでは、WEC参戦に向け2台のフェラーリ458 GTEをエントリーさせているが、今季はライバル勢が強力な陣容を整えており、連覇は一筋縄ではいかない状況となっている。ポルシェがワークス参戦を開始し、ニュルブルクリンクの名門チーム・マンタイと新型の911 RSRでエントリーしたほか、アストンマーチン・レーシングも2台体制に拡大。ル・マン24時間ではこれに加えアメリカの強豪コルベット・レーシング、新型のバイパーGTS-Rを送り込むクライスラーSRTなど、5ワークスが揃う。
ドライバーの陣容も豪華で、ポルシェは世界中のレースで勝利を重ねてきた自慢のワークスドライバーを揃えるほか、アストンマーチンは昨年までウイリアムズに在籍したブルーノ・セナを起用。そんな中、AFコルセが可夢偉加入を決めた状況はライバルの陣容を考えれば、決して不思議ではない。
可夢偉がドライブするフェラーリ458 GTEはもちろん総合優勝を争うマシンではないが、これまでの経験にないであろうナイトランや、上位クラスの車両を“抜かさせる”走り方の修得は、可夢偉にとって新しいチャレンジとなりそうだ。
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フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
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