2018年F1カナダGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは11位だった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　チームは土曜FP3終盤にガスリーの新パワーユニットに問題を発見、予防的措置で予選前に旧型に交換した。しかし、その後のホンダの調査結果を受け、さらにガスリーが予選16番手に終わったことからも、今後のレースでグリッドペナルティを受けるのを避けるため、チームはカナダ決勝に向けて新しいパワーユニットに載せ替えることを決めた。

　ガスリー車には4基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、3基目のMGU-Kが搭載された。これにより最後尾グリッドに降格されたが、予選に参加していないロマン・グロージャンがいるため、ガスリーはそのひとつ前の19番グリッドからのスタートとなった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー　決勝＝11位
　全体的に見て、とてもいいレースができたと思う。グリッド最後列からたくさん順位を上げることができた。でもポイント圏内まであと一歩だったから、その点ではすごく残念だ。

　何度か（前を走る）シャルル（・ルクレール）にかなり接近した。でもそのうちにフロントタイヤを傷めてしまい、オーバーテイクが難しくなった。

　新しいパワーユニットは好調だったと思う。ストレートで何台ものマシンをオーバーテイクできたんだ。今後のレースに向けて心強いね。ホンダはカナダにアップグレードを持ち込むために懸命に取り組んできた。素晴らしい仕事をしたと思うよ！

　僕らはすべての要素をうまくまとめあげ、一貫性を向上させる必要がある。次は僕にとってホームグランプリのフランスだ。ル・キャステレでレースをするのがすごく楽しみだよ！

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