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メカアップデート:RBR、ニューエイらしい処理

2014年6月10日

Masahiro Owari

 遂に最強メルセデスAMGの牙城を崩し、今季初勝利を挙げたレッドブル。ダニエル・リカルドにとっても、F1での初勝利という記念すべき勝利となった。チームメイトのセバスチャン・ベッテルも3位。メルセデスAMGの2台にパワーユニットのトラブルが起きたためとはいえ、ウイリアムズやフォースインディアと共に、激しく“ポスト・メルセデスAMG”を争っての好結果であった。

 レッドブルにパワーユニットを供給しているルノーは、今回カナダGPに向けてマッピングを最適化したと言われている。それがレッドブルだけでなく、ジャン-エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)の8位獲得に貢献したことは言うまでもない。しかしレッドブルは、カナダGPに向けて空力面での改良も加えていた。

 今回変更されたのは、エンジンカウルの後端の中央部分。今年からレギュレーションが変更されてエキゾーストパイプは後方中央から出す1本だけとなった。このため、その付近に存在するリヤウイングのピラー(支柱)をどう処理するかが、チームによって別れていた。

 レッドブルはこのピラーを、エキゾーストパイプを囲むように設置した台座の上に取り付けており、エキゾーストパイプから出る排気ができるだけ干渉を受けない形で処理してきた(写真右)。基本構造は今回も変わらないが、台座とカウルの隙間を埋め、まるでカウルの上にピラーを設置するような処理に変更されている(写真左)。このやり方は、冷却よりも空力を優先するというエイドリアン・ニューエイ(チーフテクニカルオフィサー)らしい手法と言える。

 ちなみにカナダGPのレース前、レッドブルはニューウエイとの契約を複数年延長したと発表している。

(尾張正博/F1速報)




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