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ペレス、タイヤ破裂に怒り。ピレリの見解を批判

2013年10月11日

LAT

 韓国GP決勝中にタイヤバーストに見舞われたセルジオ・ペレスは、ロックアップしただけでバーストするタイヤは到底受け入れられないと激しく批判した。

 韓国GP決勝31周目、ペレスのタイヤがバースト、直後を走っていたマーク・ウエーバーは飛んできたタイヤのトレッドを幸い避けることができたものの、デブリを踏んで自身のタイヤがパンクした。

 ピレリはレース後、ペレスの問題は「ヘビーブレーキング時のロックアップによって生じたフラットスポットに起因するもの」であり、昨年と同じタイヤ構造を使用しているためタイヤに根本的な問題は何もなく、「フラットスポットやパンクはレースにつきもの」との見解を示した。

 しかしペレスは安全性について強い懸念を感じていると述べている。

「タイヤのデグラデーションはゲームの一部でありF1の一部だ。チームとドライバーはタイヤを理解し、最大限のパフォーマンスを引き出さなければならない」とペレス。
「1周か2周マシンをプッシュしたらタイヤがだめになってしまうのは、当然とても苛立たしい。でも本当に受け入れがたいのは、タイヤが破裂することだ。チームもドライバーもそれに関しては受け入れられない」

 ペレスの右フロントタイヤはターン1のロックアップによってカーカスに穴があき、バーストに至った。

 しかしペレスは、ロックアップに耐えられないタイヤに疑問を抱いている。

「ロックアップすることによってタイヤがバーストするなんて初めて聞いた。それは普通のことだと言うけれど、全然普通じゃない」とペレスは言う。
「フォーミュラカーではロックアップする場面は多く、きわめて普通のことだ」
「タイヤからトレッドがはがれて破裂するようなことに、慣れることはできない。チームもドライバーも、このことは絶対に受け入れられない」




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