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深刻度を増すピレリタイヤ、イギリスGPまでに改良

2013年5月13日

Sutton

 ピレリタイヤへの懸念が深刻なレベルにきている。同社のモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーが6月のイギリスGPを目処にタイヤの構造を大幅に修正する可能性を示唆した。

 ピレリは今シーズン、よりエキサイティングなレースを演出するため、ピットストップの回数増を目的に、長持ちの難しいアグレッシブなタイヤを供給している。しかし、今週末のスペインGPでは多くのドライバーが4度のピットストップを行ったほか、開幕序盤の4戦でも予想以上のデグラデーションやトレッドの剥離など、彼らのタイヤに対する懸念は高まるばかりとなっている。

 スペインGPのレース終了後、ピレリのヘンベリーは次のように語った。
「我々は2〜3回のピットストップを目標にしているが、今日はアグレッシブ過ぎたようだ。自分たちのプランに立ち返りたいと思っている」

 ピレリは、現在8チームからこのままタイヤを維持してほしいとの意見を得ているが、現状のものではマシンのポテンシャルを発揮できないと主張するレッドブルから、より保守的なタイヤに変更するよう繰り返し要求されている。

 彼らはレッドブルの意見に同調していないが、今回のスペインには耐久性を高めた新しいハードタイヤを持ち込んだほか、フリー走行限定のエクストラハードタイヤを導入した。

 ヘンベリーは、スペインGPのレース結果を受けてタイヤの修正を示唆し、具体的な時期について「シルバーストンを考えている」とコメント。だが彼らは、タイヤの変更によってレッドブルが必要以上に戦闘力を持ち直すことを恐れており、今後の計画には慎重を要するとしている。
「我々が変更することを告げれば、今回表彰台に上がった人々は決していい思いをしないことは理解している。それに、あなた方メディアは我々がレッドブルにチャンピオンシップのチャンスを与えたと、シルバーストンで言うだろう。変更すれば非難されるし、そうしなくも非難されるんだ」

 おそらく、タイヤの修正は単にコンパウンドを変更する以上の作業になるとヘンベリーは示唆しており、2ストップを確実に保つためには構造変更が必要になると考えられている。




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