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ハースF1代表、トップ3チームの上位独占が続くことを懸念。「大規模チームとの差は大きい」

2017年4月23日

 2017年シーズンの現在まで、トップ3チームはその他のチームに大きな差をつけている。ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、今季中はこの差は縮まらないだろうと考え、懸念している。


 開幕前の合同テストではフェラーリ、メルセデス、レッドブルが実力差の小さい中団グループを優に上回ることが明らかになり、今シーズン開幕後の3戦でそれが事実であることが証明された。 


 オーストラリアGPと中国GPの予選では、トップ3チーム以外の最速タイムは首位から約1.8秒遅れだった。同様にバーレーンGP予選で7位につけたルノーのニコ・ヒュルケンベルグのタイムは、トップから約1秒離されている。シュタイナーはF1公式サイトのインタビューで、次のように述べている。


「中団グループのチーム同士の差はかなり小さくなっているが、確かにトップ3チームとの差はとても大きい。レッドブルは多少劣ると思うが、メルセデスやフェラーリのような大規模チームは、残りのチームに比べるとはるか上にいる」


「この状況は変わるだろうか? 変わることを願っているが、私が懸念しているのは、この状態が今シーズン中ずっと続くことだ」


 2017年に新規則が施行されることを見越して、ハースはデビューシーズンだった昨シーズンの開発作業を慎重に行なっていた。シュタイナーは、今季はライバルと同等のスピードで新パーツを持ち込む予定だと言う。


「他のチームがどうしているのかは知らないが、我々には良い計画がある。量の面では、中団のライバルたちと同じ範囲にいる。もちろん同じように、質ももたらす必要があるが」


「バルセロナでは大掛かりなアップデートを行う予定で、次のステップはまだ風洞実験中だ。進歩が見られたら製作を開始する。もちろん細かいアップデートは、レースごとに持ち込む予定だ」


 今シーズンはロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがすでにポイントを獲得しており、チームの次なる目標は、2台のマシンを同じレースでトップ10内に入れることだとシュタイナーは語る。これが実現すれば、ハースの短い歴史のなかでは初のこととなる。


「オーストラリアGPは我々にとって思わしくなかったが、中国GPとバーレーンGPはかなり良かった。2戦連続でポイントを得られるとは願ってもない結果であり、改善が望めることを証明してくれた」


「チームとしての目標は、2台のマシンをポイント圏内でフィニッシュさせることだ。あいにくバーレーンでは、原因不明のトラブルで突然ケビンのマシンが停止してしまい、実現できなかった」


「だから、この目標は次戦ロシアGPまで延期することにしよう。(バーレーンでの)テストの調子からすると、非常に有望だと思う」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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