最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
「一貫性がないのは不公平だ」ガスリー、ストロールにペナルティを科さなかったスチュワードの裁定に困惑/F1第11戦
2023年7月13日
アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1第11戦イギリスGPでトラックリミットを外れて行われたランス・ストロール(アストンマーティン)のオーバーテイクにペナルティを科さないというFIAのスチュワードの判断に非常に困惑しており、説明を求めると述べた。
ストロールのオーバーテイクは、レース後半のセーフティカー終了後のリスタート時に起きた。ストロールはストウコーナーの外側からガスリーにアタックを仕掛けた。ストロールはコーナー半ばでガスリーに追いついたが、ガスリーはストロールにスペースをほとんど残さなかったため、ストロールは四輪すべてがコースから外れた状態でガスリーを追い抜いた。
スチュワードはこのインシデントに目を留め、ストロールに黒白旗を出したが、順位を戻すように要請することはなかった。ガスリーが激怒したのは、ストロールの追い抜きがコースを外れてアドバンテージを得るという、明白なケースだと信じていたからだ。
「僕にとってはかなり明白なことで、これは常にレギュレーションで規定されることだ。彼はコースを離れてアドバンテージを得ることはできない」
「僕が見た限りでは、彼は四輪がコースからはずれた状態で僕を追い抜いた。それはアドバンテージを得たということだ」
「先週末に僕はトラックリミット違反で15秒のペナルティを受けた。それが今日は、他の誰かがコースを外れたのに何のお咎めもないために僕が順位を失った!」
「F2ではビクター・マルタンスが首位だったが、まったく同じことで5秒ペナルティを受けたから、今の時点で何が起きているのかすごく混乱している」
ガスリーは、ストロールにもう少しスペースを与えることができた可能性については認めたが、それでもストロールが“タイヤひとつ”をコースに残すのに十分なスペースを確保しており、それにもかかわらず「彼はそうしなかった」と主張した。
「僕は様々な状況で代償を払ってきた。一貫性がないのは不公平だ」
「次のレースでは、レーストラックを外れてオーバーテイクすることが許可されるんじゃないかな。そして突然、5秒ペナルティを受けるんだ」
「まったく理解できないし、不公平だと思う。トラックリミットなのに、黒白旗だ。黒白旗だよ! コース上にいたか、いなかったかということなのに」
「レーストラックを外れてアドバンテージを得たら、5秒ペナルティを受けるか、ポジションを返上することになっているんだ」
スチュワードの一貫性のなさに不満を抱いたガスリーは、スチュワードに適切な説明を求めると語った。
「明確でなければならない。僕たちは時速350kmでレースをしている。先週僕たちは、適切な警告を受けていないと思われる内容でペナルティを受けた。そして僕はこのような状況に陥った。彼がコースを外れるのを見た瞬間に、『彼はポジションを戻すだろう』と思った」
「彼の後ろで3周走った。彼はギヤボックスのせいでタイムをロスしていて、僕はそこにいるべきではなかった」
「僕はただ一貫性を求めているだけだ。それが許されるなら、問題ない。でも全員に許可されなければならない」
ガスリーの怒りは、ストロールのオーバーテイクが「その後の状況を変えた」ことにも根ざしていた。ストロールはシルバーストンの最終複合コーナーでワイドになり、コースに再合流したが、動きが悪くガスリーにふたたび衝突して、右のリヤサスペンションを損壊したのだ。この件では、ストロールはスチュワードから5秒のタイムペナルティを科せられた。しかしレースからリタイアを余儀なくされたガスリーにとって、それは何の慰めにもならなかった。
「心底がっかりした。レースの序盤は順調だったからだ。僕たちはフェルナンド(アロンソ/アストンマーティン)を追いかけていて、いいスピードが出ていた」
「何かを試して彼に勝負するにはストレートスピードが足りていなかったが、あの集団にいられたのはよかった。その後に起きたことで、僕たちの努力は台無しにされた。本当にがっかりだよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |