ウイリアムズF1のラティフィ、チームのミスで30秒のタイム加算ペナルティ「僕にはどうすることもできなかった」
2021年6月10日
ウイリアムズF1チームのニコラス・ラティフィは、第6戦アゼルバイジャンGP決勝で、セーフティカー出動中の規則違反により、30秒のタイムペナルティを受けた。しかし、無線記録によって、チームからの指示が適切になされなかったことが明らかになっている。
決勝終盤、メインストレートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がタイヤトラブルにより大クラッシュを喫した。その後、セーフティカーが出動、デブリの清掃のため、全車がピットレーンを通過して走行するよう指示がなされた。しかしラティフィがピットレーン入口に近づくなかで、チームからは「ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト!」という指示が飛んだ。ラティフィが入口を通過した後、レースエンジニアは「ピットレーンを通るように。だがピットストップはなしだ」と付け加えた。ピットレーンに入りそこねたラティフィに、エンジニアは謝罪している。
ラティフィの過失というよりはチームの指示ミスであると思われるが、スチュワードは、レースディレクターの指示どおりピットレーンに入らなかったとして、ラティフィに10秒のストップアンドゴー・ペナルティ(レース後に30秒加算)およびペナルティポイント3を科した。
レース後、この件について聞かれたラティフィは「そう、あそこで僕ができることは何もなかった。ステイアウトするように言われたんだ。単なるミスコミュニケーションだよ」と語った。
「僕たちはポイントを争っていたわけじゃないけれど、それでもペナルティを受けずに済んだらよかったのにね」
ラティフィは、このミスを含め、ウイリアムズの運営サイドには改善すべき点があると考えている。
「赤旗の前はほとんど単独走行だった」と、16位に降格されたラティフィは、レースを振り返った。
「僕たちは1ストップで行くと決めていた。このマシンでそれをするのは大変なことだと分かっていたが、それでもやろうとしたんだ。僕は必要な仕事をやったと思う」
「ジョージ(・ラッセル)向けのプランは2ストップだった。僕はタイヤを労わり、彼を追いかけるようなことはせずに、自分のレースをしていた。結局うまくいかなかったけれどね」
「残念なことだ。今週末全体を通してとても良いドライビングをしていたと思う。でも、運営面でいくつか判断ミスやコミュニケーションミスがあり、物事がうまくいかず、週末が損なわれてしまった」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
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10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |