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F1 Topic:引退確定と思われたグロージャン、後半戦からの大活躍で2019年も残留濃厚
2018年9月16日
2018年シーズン限りでハースからの放出確実、そのまま現役引退と見られていたロマン・グロージャンが、一転して残留の方向だ。
今季のハースはウィンターテストから高い戦闘力を見せ、上位3強に迫る活躍が期待されていた。ところがグロージャンはマシントラブルや自身のミスもあって、今季前半は開幕戦から第8戦フランスGPまで0ポイント、その時点でドライバーズ選手権19位と絶不調だった。
中でも第5戦スペインGPでは、スタート直後のスピン後にアクセルを踏み続けて白煙を噴き上げ、ピエール・ガスリーやニコ・ヒュルケンベルグを巻き込む多重クラッシュ事故を起こすなど、かつての問題児ぶりが再発していた。
それでも第9戦オーストリアGPで、ハース創設後最高位となる4位入賞を果たしてからは復調。F1第14戦イタリアGPまでの6戦で5回入賞と、安定した結果を出せるようになっていた。(※イタリアGPはマシンに技術規則違反があったとして失格、なおハースは控訴手続きを開始している)
しかしその間に平穏なはずだった2019年シーズンに向けてのドライバー市場が、ダニエル・リカルドのレッドブル離脱をきっかけに激動の展開に。
■ロマン・グロージャンの評価が急上昇、一方のケビン・マグヌッセンは?
今回フェラーリへの抜擢が決まったザウバーのシャルル・ルクレールも、当初はハースへの移籍が確実視されていた。その場合は当然、グロージャンが放出されるはずだった。
ルクレールの移籍がなくなったあとも、フェラーリは同アカデミー出身のアントニオ・ジョビナッツィを何とかF1デビューさせるべく、ザウバーかハースのいずれかに押し込もうとしている。
しかし少なくとも、ハースの可能性はなさそうだ。というのもグロージャンのチーム内の評価が、シーズン後半戦以降、急上昇しているからである。
「とにかく一発が速い。それに加えて、ここ数戦はレースも非常に安定している。イタリアGPはロマンだからこそ、6位に入れた。今回のシンガポールGP予選の8番グリッドも、素晴らしいのひとことだ」と、現場エンジニアもべた褒めだ。
対照的にケビン・マグヌッセンの評価は、下がるばかり。
「純粋な速さで負けてるだけでなく、マシン性能を100%使い切れていない。ドライバー選択は首脳陣の仕事だけど、正直ケビンだけが残るとしたら、現場はちょっときついね」
ハースはフェラーリからの要求に極力応じない姿勢を見せていることもあり、グロージャンの2019年シーズンの残留はほぼ決まりと考えてよさそうだ。
(Kunio Shibata)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |