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メカUPDATE:マクラーレンのFウイングとフロア
2015年10月27日
アメリカGPで、フェルナンド・アロンソ車に最新スペックのパワーユニットを本格投入したマクラーレン・ホンダ。シャシーでは、フロントウイングとフロアに新パーツが投入されていた。
フロントウイングは、翼端板内側に接する部分の各フラップの処理を変更。これまではフラップと翼端板がそのまま結合していたが、新型ではフラップと翼端板の間にギャップを作り、その部分がフラットになっている(写真1:赤の矢印)。これはメルセデスが中国GPから採用しているアイデアで、その後フェラーリやレッドブルらが追従している。
マクラーレンは新フロントウイングをフリー走行1回目に投入、ロシアGPで使用した従来型との比較テストを行っていた。アロンソ18周、ジェンソン・バトン20周と全チームで最も多く走行したのは、そのためだった。
新しいフロアは、リヤタイヤ前のスリットに変更が加えられていた。これまでは横に2本(写真2:黄の矢印)、縦に2本(写真2:青の矢印)と合計4本の大きめのスリットだったが、アメリカGPでは4本のスリットの長さがそれぞれ短くなり、さらにその前方に11本の短めの横スリット(写真2:赤の矢印)が増設されている。これはフェラーリがシンガポールGPから投入しているアイデアだ。
しかし今年のアメリカGPは天候不良で、フリー走行1回目からウエットコンディション。決勝レース中盤からはドライとなったが、新しい空力パーツの効果は未知数。おそらく連戦となるメキシコGPで引き続き評価が行われることになるだろう。
(尾張正博)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |