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前半戦ランキング:完走率&ペナルティポイント
2015年8月15日
今シーズン前半戦をさまざまな記録で振り返る「前半戦なんでもランキング」。第5回は、レースの完走率とペナルティポイント&罰金を見る。
前半10戦をすべてを完走(完走扱い含む)しているのはメルセデスのふたりとフェラーリのセバスチャン・ベッテル、ウイリアムズのフェリペ・マッサの4名だけだ。ただし、9戦を完走しているウイリアムズのバルテリ・ボッタスは、開幕戦の予選中に痛めた背中のケガで日曜の決勝レースを欠場するという不運があった。
マクラーレン・ホンダの完走率はバトンが半分の5戦で、アロンソはたった4戦と、両者ともに厳しい状況で戦っているのかが分かる。
次に昨シーズンから導入されたペナルティポイント。今季前半戦でその対象になっているのは計11名で、そのうちの3名が2戦にわたってペナルティポイントを受けている。なかでも、ルーキーのマックス・フェルスタッペンはハンガリーGP決勝でセーフティカー導入中にFIA ECU設定の最下限タイムに満たなかったとしてドライブスルーペナルティとともに、3ポイントを科され前半戦最多の5ポイントとなった。また、ロータスのパストール・マルドナドも第2戦のマレーシアでフェルスタッペン同様のミスによって3ポイントを科されており、今季新たに4ポイントを科されたチームメイトのロマン・グロージャンと同じく昨年分との合算ポイントが「6」にまで達している。
完走率
Pos | Driver | Team | 完走率 |
---|---|---|---|
1 | L ハミルトン | メルセデス | 100% |
2 | N ロズベルグ | メルセデス | 100% |
3 | S ベッテル | フェラーリ | 100% |
4 | F マッサ | ウイリアムズ | 100% |
5 | D リカルド | レッドブル | 90% |
6 | V ボッタス | ウイリアムズ | 90% |
7 | S ペレス | Fインディア | 90% |
8 | M エリクソン | ザウバー | 90% |
9 | F ナッセ | ザウバー | 90% |
10 | D クビアト | レッドブル | 80% |
11 | N ヒュルケンベルク | Fインディア | 80% |
12 | R メリ | マノー | 80% |
13 | K ライコネン | フェラーリ | 70% |
14 | R グロージャン | ロータス | 70% |
15 | W スティーブンス | マノー | 70% |
16 | C サインツJr. | トロロッソ | 60% |
17 | M フェルスタッペン | トロロッソ | 50% |
18 | J バトン | マクラーレン | 50% |
19 | P マルドナド | ロータス | 40% |
20 | F アロンソ | マクラーレン | 40% |
ペナルティポイント
Pos | Driver | Team | Rd1〜Rd10 Point | Total |
---|---|---|---|---|
1 | P.マルドナド | ロータス | 5 | 6 |
2 | M.フェルスタッペン | トロロッソ | 5 | 5 |
3 | R.グロージャン | ロータス | 4 | 6 |
4 | S.ベッテル | フェラーリ | 3 | 3 |
5 | S.ペレス | Fインディア | 2 | 4 |
6 | L.ハミルトン | メルセデス | 2 | 2 |
7 | D.クビアト | レッドブル | 2 | 2 |
8 | J.バトン | マクラーレン | 2 | 2 |
9 | N.ヒュルケンベルグ | Fインディア | 2 | 2 |
10 | M.エリクソン | ザウバー | 2 | 2 |
11 | R.メリ | マノー | 2 | 2 |
※現在3名のドライバーが昨年分のペナルティポイントが残っている状態。昨年分のペナルティ:P.マルドナド 1ポイント。R.グロージャン 2ポイント。S.ペレス 2ポイント。
※スポーティングレギュレーション第4.2条において、12カ月の間に12ペナルティポイントを科されたドライバーは1戦出場停止になると定められている。
第1戦オーストラリアGP
●No.9エリクソンはプラクティス2でピットレーン・スピード違反(62.7km/h)により罰金300ユーロ
●No.11ペレスはプラクティス2でピットレーン・スピード違反(63.3km/h)により罰金400ユーロ
●No.55サインツはプラクティス2でピットレーン・スピード違反(61.0km/h)により罰金100ユーロ
●No.55サインツは予選でピットレーン・スピード違反(61.8km/h)により罰金200ユーロ
第2戦マレーシアGP
●No.13マルドナドは決勝レースでセーフティカー先導中、FIA ECU規定タイム以上で走行しなかったため10秒ペナルティ(レース中に消化)
●No.27ヒュルケンベルグは決勝レースのターン2でNo.26クビアトとの衝突原因を作ったため10秒ペナルティ(レース中に消化)
●No.11ペレスは決勝レースのターン12でNo.8グロージャンとの衝突原因を作ったため10秒ペナルティ(レース中に消化)
●No.8グロージャンは予選でピットレーンを離れる際に列の順番を守らなかったためグリッド2位分降格。グリッド・ペナルティ
●No.11ペレスはプラクティス1でピットレーン・スピード違反(94.6km/h)により罰金1000ユーロ
第3戦中国GP
●No.22バトンは決勝レースで衝突の原因により5秒加算
●No.98メリは決勝レースでセーフティカー先導中、FIA ECU規定タイム以上で走行しなかったため5秒加算
第4戦バーレーンGP
●No.55サインツJr.は決勝レース・レコノサンスラップ中の2台のセーフティカー間隔上限(2分02秒0)以上の2’16"664での走行のため5秒加算
●No.13マルドナドは決勝レースのスタートで自身のグリッドからはみ出たため5秒加算
第5戦スペインGP
●No.11ペレスはプラクティス2でピットレーン・スピード違反(110.3km/h)により罰金1000ユーロ
●No.77ボッタスはプラクティス3でピットレーン・スピード違反(83.4km/h)により罰金400ユーロ
●No.7ライコネンはプラクティス3でピットレーン・スピード違反(86.3km/h)により罰金700ユーロ
第6戦モナコGP
●No.55サインツJr.はプラクティス1でピットレーン・スピード違反(61.5km/h)により罰金200ユーロ
●No.8グロージャンはギヤボックス交換により5位分降格。グリッド・ペナルティ
●No.55サインツJr.は予選でピットレーン・スピード違反(63.4km/h)により罰金400ユーロ
●No.55サインツJr.は重量チェック無視によりピットレーンからスタート。グリッド・ペナルティ
●No.14アロンソはレース中のNo.27ヒュルケンベルグとの接触により5秒停止ペナルティ。レース中に消化
●No.33フェルスタッペンはレース中のNo.8グロージャンとの接触により次戦でグリッド5位分降格
第7戦カナダGP
●No.33フェルスタッペンはモナコGPでの衝突原因による5位分降格とプラクティス3以降5基目のパワーユニット・エレメント(ICE)使用による10位分降格 (グリッド・ペナルティ)。消化できないためさらに10秒ペナルティ(レース中に消化)。
●No.5ベッテルはプラクティス3での赤旗時の追越しにより5位分降格(グリッド・ペナルティ)
●No.22バトンは予選以降5基目のパワーユニット・エレメント(ターボチャージャーとMGU-H)使用により15位分降格(グリッド・ペナルティ)
●No.8グロージャンは決勝レース中、ピット入口でNo.28スティーブンスとの衝突により決勝タイムに5秒加算
●No.6ロズベルグはプラクティス1でピットレーン・スピード違反(91.8km/h)により罰金1000ユーロ
●No.27ヒュルケンベルグは予選でピットレーン・スピード違反(85.2km/h)により罰金600ユーロ
●No.13マルドナドは予選でピットレーン・スピード違反(82.9km/h)により罰金300ユーロ
第8戦オーストリアGP
●No.44ハミルトンは決勝レースでピット出口のライン・カットにより決勝タイムに5秒加算
●No.55サインツJr.は決勝レースでピットレーン・スピード違反(83.9km/h)により5秒ペナルティ
●No.9エリクソンは決勝レースでフライング・スタートによりドライブスルー。レース中に消化
●No.3リカルドはプラクティス1以降5機目のパワーユニット・エレメント(ICE=エンジン)初使用により10位分降格
●No.14アロンソはプラクティス1以降5機目のパワーユニット・エレメント(ICE=エンジン、ターボチャージャー、MGU-H)初使用により20位分降格
●No.22バトンはプラクティス3以降6機目のパワーユニット・エレメント(ターボチャージャー、MGU-H)と 5基目のパワーユニット・エレメント(ICE=エンジン、MGU-K)初使用により25位分降格
● No.26クビアトはプラクティス3以降5機目のパワーユニット・エレメント(ICE=エンジン)初使用により10位分降格 ● No.14アロンソは予選以降ギアボックス交換により5位分降格
第9戦イギリスGP
●No.7ライコネンはプラクティス1でピットレーン・スピード違反(82.5km/h)により罰金300ユーロ
●No.11ペレスはプラクティス1でピットレーン・スピード違反(83.6km/h)により罰金400ユーロ
●No.5ベッテルはプラクティス2でピットレーン・スピード違反(93.8km/h)により罰金1000ユーロ
第10戦ハンガリーGP
●No.7ライコネンはレース中のピットレーン・スピード違反(82.4km/h)により5秒ペナルティ
●No.13マルドナドはレース中、セーフティカー出動退場時にSCライン1手前の追越しにより10秒ペナルティ、未消化によりレース タイムに加算
●No.26クビアトはレース中、コース幅を脱してアドバンテージを得たため10秒ペナルティ、未消化によりレースタイムに加算
●No.19マッサはスタート時に所定のグリッド外に停止したため5秒ペナルティ、レース中に消化
●No.8グロージャンはレース中、ピットアウト時のアンセーフ・リリースにより5秒ペナルティ、レース中に消化
●No.13マルドナドはレース中のNo.11ペレスとの接触によりドライブスルーペナルティ、レース中に消化
●No.13マルドナドはレース中のピットレーン・スピード違反(91.6km/h)によりドライブスルーペナルティ、レース中に消化
●No.33フェルスタッペンはレース中、セーフティカー導入中のFIA ECU設定最下限タイムに満たなかったためドライブスルー ペナルティ、レース中に消化
●No.44ハミルトンはレース中のNo.3リカルドとの接触によりドライブスルーペナルティ、レース中に消化
●No.55サインツJr.はプラクティス1でピットレーン・スピード違反(90.4km/h)により罰金1000ユーロ
●No.55サインツJr.はプラクティス2でピットレーン・スピード違反(81.8km/h)により罰金200ユーロ
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
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