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マクラーレン、今後もドライバーのバトルに介入せず

2013年4月24日

LAT

 マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスは、バーレーンGPでの激しいバトルに関しレース後に話し合いを行い、わだかまりをなくしたという。チームは、今後もバトルの際にドライバーに対してチームオーダーは出すつもりはないことを明らかにしている。

 バトンとペレスはバーレーンGP決勝でアグレッシブなバトルを展開、何度か軽い接触が起きた。ペレスはバトンのリヤに接触した際にフロントウイングにダメージを負っている。
 決勝中の無線やレース直後のインタビューにおいて、ふたりは相手に対する不満を表した。

 チームはふたりのバトルは少し行き過ぎていたと認めているものの、今後もドライバーたちに指示を出すつもりはないと語っている。

 スポーティングディレクターのサム・マイケルは、チームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュと共にドライバーふたりを呼んで話し合いを行い、問題は解決したと明かした。

「ジェンソンとチェコからそれぞれの考えを聞いた。その後、我々からチームの考えを示した」とマイケル。
「チームの考えは極めてシンプルだ。マクラーレンはふたりのドライバーにハードに、しかしフェアに戦うことを許す。その代わりドライバーたちはその信頼を尊重し、チームの期待を裏切ってはならない」
「いい話し合いだった。ジェンソンもチェコも、話し合いをして仲良く別れたいと思っていた」

「チェコはもちろん自分のパフォーマンスに満足していた。しかし時々やりすぎたことを認めている」
「ジェンソンも、レース中、何度か厳しい反応をしたと認めた」

「我々チームは、ピットウォールのモニターでふたりのバトルが激しくなってきているのを見ても、どちらのドライバーに対してもチームオーダーは出さなかった。いわゆる『警告で最適化する』戦略を採用しなかったのだ」

「それがマクラーレンのレースの戦い方なのだ。これまでもそうだったし、これからも同じだ」




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