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ハウグ、引責による退任と認める。F1での不振が原因

2012年12月14日

LAT

 ノルベルト・ハウグは、メルセデス・モータースポーツのボスの座から退くことにしたのは、F1でのワークス活動において期待された結果を出せなかったためであると認めた。

 メルセデスは13日、ハウグと役員会の双方の合意の上で、ハウグの契約が2012年末で終了することが決まったと発表した。

 その後、ハウグはドイツの通信社SIDに対して次のように語ったとBBC Sportが伝えた。
「全体の責任を引き受けなければならない役目の人間は常にいる」
「過去3年の中でいくつか成功を収めたけれど、一貫していい結果を出すことができなかったため、方向性を定め、指標が与えられることになった」

 メルセデスはブラウンGPを買収し、2010年にワークスチームとしてF1に参戦した。復帰したミハエル・シューマッハーと共に3シーズンを戦ったものの、優勝は今季中国GPでニコ・ロズベルグが挙げた1勝にとどまっている。

 メルセデスは、来季に向けルイス・ハミルトンを獲得したことを発表した際に、ニキ・ラウダとノン・エグゼクティブ・チェアマンとしての契約を結ぶことを発表した。

 BBCは、ラウダはハウグがこれまで担ってきた、メルセデス本社の役員会とチームの連絡役を務めると伝えているが、ハウグは自分の退任はラウダとは無関係であると述べている。

「役員会と私は互いに同意の上でこの決定を下したということを、改めてはっきりさせておきたい」とハウグ。

「ニキは全く関係ない。昔からそうであったように、我々はうまくやっており、互いに尊敬し合っている。それは変わらないだろう」

 ロス・ブラウンは今後もチームプリンシパルを務める。




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