F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ラッセル、メルセデスとの契約は「ドライバー育成責任者からの電話がすべての始まり」かつてはオファーを断ったことも

2022年1月19日

 メルセデスのドライバーであるジョージ・ラッセルは、かつてメルセデスのサポートを断り、永遠に彼らから見捨てられる危険を犯したことがあると述べている。


 ラッセルはウイリアムズで印象強い3年間を送ったおかげで、2022年シーズンはチャンピオンチームのメルセデスのメンバーとしてF1キャリアの次のレベルへと進む。しかし23歳のラッセルは、頂点へ到達するのにまったく異なる道をたどるか、もしくは自身によるリスクの高い決断のせいで、完全に道を外れる可能性があったという。


 2015年の初め、ラッセルはメルセデス・モータースポーツ代表のトト・ウォルフから連絡を受けた。ラッセルが2014年のイギリスF4選手権タイトルを獲得した勝利シーズンのすぐ後のことで、ウォルフはヨーロピアンF3選手権参戦のためのスポンサーシップとメルセデスからのサポートをオファーしたという。


 しかしラッセルはそれらのオファーを断り、代わりにカーリンとフォルクスワーゲンに忠誠を誓った。


「カーリンとフォルクスワーゲンに入る前に、すでにトトとメルセデスと話し合いをしていた」とラッセルは振り返り、『Motor Sport』のポッドキャスト『My Big Break』に語った。


「2015年初めのトトとのミーティングの後、僕は『ミーティングの機会とあなたのアドバイスに本当に感謝しています』といったことを言うためだけに彼にメールを送った。言っておくと、実際には僕はミュッケ・モータースポーツとメルセデスのライバルであるカーリンとフォルクスワーゲンに入るところだった。その方が自分のキャリアに適していると考えていたからだ。それに僕がそこでいい仕事をすれば、メルセデスは引き続き関心を持つだろうと考えていた」


「そうしたら彼は『君は間違った選択をしていると思うが、今後も連絡を取り合い、これから我々がどうなっていくか様子を見ることにしよう』と返信してきた」

2015年FIA-F3ヨーロピアン選手権 第1戦レース2 ジョージ・ラッセル(カーリン)
2015年FIA-F3ヨーロピアン選手権 第1戦レース2 優勝を飾ったジョージ・ラッセル(カーリン)


 メルセデスはラッセルを自社の若手ドライバープログラムに誘い込もうとした唯一のマニュファクチャラーではなかった。BMWも当時17歳のラッセルに、DTMドイツツーリングカー選手権に出場するための、相応の契約をオファーしていたのだ。


 だがその後、メルセデスのジュニアドライバープログラムの責任者であるグウェン・ラグリュが電話をかけてきた。


「僕のところにはほぼサインを待つばかりのBMWからの契約書があった。その時にグウェン・ラグリュから電話があった」とラッセルは振り返った。


「実はその時、僕はバスタブにつかっていたところだったのだけど、彼は『メルセデス加入について話し合いをしたい』と言った。それが本当のところ、すべての始まりだったんだ」


「メルセデス・ベンツからは、もし僕がBMWと契約したら、メルセデスとの将来の選択肢は無くなるとはっきり言われたよ」


 最終的にラッセルは2017年にメルセデスの育成プログラムに加入し、2017年にGP3、2018年にFIA-F2で立て続けにタイトルを獲得。2019年にウイリアムズに加入しF1デビューを果たした。

ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)
2017年GP3シリーズ第6戦モンツァ ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)

2018年FIA-F2第12戦アブダビ レース1 ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)
2018年FIA-F2第12戦アブダビ レース1 ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)が優勝



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

11/1(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/2(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/3(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン362
2位ランド・ノリス315
3位シャルル・ルクレール291
4位オスカー・ピアストリ251
5位カルロス・サインツ240
6位ルイス・ハミルトン189
7位ジョージ・ラッセル177
8位セルジオ・ペレス150
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム566
2位スクーデリア・フェラーリ537
3位オラクル・レッドブル・レーシング512
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム366
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム46
7位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム36
8位ウイリアムズ・レーシング17
9位BWTアルピーヌF1チーム14
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号