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FP3も雨。ウエーバー首位もライバルはタイヤ温存

2013年11月23日

RedBull

 2013年F1第19戦ブラジルGPのフリー走行3回目は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマークした。

 ウエットコンディションで幕を開けた今季最終戦のブラジルGP。天候は決勝に向けて回復に向かうとの予報も出ていたが、土曜日のインテルラゴスは前日同様に断続的な雨に見舞われ、コース上はヘビーウエット状態で11時からのフリー走行を迎えた。

 降りしきる雨の中、セッションは予定通りのスケジュールで始まったものの、序盤はザウバーのエステバン・グティエレスが一度タイム計測を行ったのみ。上位勢では、メルセデスやフェラーリもフルウエットタイヤでコースに向かったが、ピットアウトを繰り返しただけで、そのままセッション前半の30分が過ぎるかたちとなった。

 しかし、残り30分を切ると雨足がわずかに弱まり、コース上には徐々にマシンが姿を見せ始める。ここから各車徐々にタイム計測に向かうと、残り20分のタイミングでセバスチャン・ベッテルもトップタイムを更新。直後にグティエレス、さらにその後に続いたメルセデスのルイス・ハミルトンが1分29秒台に入れてくる。

 その後もコースコンディションが回復に向かうなか、残り10分からはインターミディエイトタイヤにスイッチするマシンが現れる。そのなか、上位勢で最初にインターミディエイトを履いたレッドブルのウエーバーが大幅にトップタイムを塗り替える1分27秒891を記録。ロータスのグロージャンが1分28秒台で続き、ヘイキ・コバライネンも3番手のポジションにつけた。

 4番手以下はウイリアムズのバルテッリ・ボッタス、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュ、グティエレス、パストール・マルドナドと中団グループのマシンが並ぶことに。

 一方、フェラーリ、マクラーレンの4台と王者ベッテル、メルセデスのニコ・ロズベルグは、週末3セットのウエットタイヤと4セットのインターミディエイトを決勝に温存するため、FP3での連続周回は行わず。バトンは1周、フェラーリ勢は2周、残る3人も4周を記録しただけで、予選前最後のセッションを終えている。




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