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バーレーン最初のフリー走行はメルセデスが圧倒、ベッテルはソフトでアタックせず

2016年4月1日

 2016年F1第2戦バーレーンGPは、4月1日にフリー走行1回目が行われた。メルセデスの2台のみが1分32秒台を記録し、ニコ・ロズベルグが首位、ルイス・ハミルトンがコンマ5秒差で2位に続いている。


 バーレーンは今年もトワイライト・レースとして開催されるため、決勝のスタート時間は現地18時。最初のフリー走行は、現地時間14時から始まった。気温22度、路面温度32度と同じ時間帯に行われた昨年と比較しても、かなり涼しいコンディション。ドライタイヤは、ミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類が用意されている。


 昨シーズンから4連勝中のロズベルグは、序盤からトップタイムを記録。残り30分を切ってから2セット目のソフトタイヤでアタックして1分32秒294をマークした。昨年ハミルトンが、ここで記録したポールポジションタイム1分32秒571を早くも上回るペースだ。


 メルセデスの対抗馬と目されるフェラーリは、キミ・ライコネンがソフトタイヤで3位。セバスチャン・ベッテルはミディアムタイヤで、トップから2秒779差の11位にとどまっている。


 マクラーレン・ホンダは走行当日の朝に日本から到着したストフェル・バンドーンが、ドクターストップで欠場するフェルナンド・アロンソの代役として走行。アロンソはガレージでモニターを見守り、セッション後はバンドーンにアドバイスをする姿も見られた。


 ジェンソン・バトンは新フロントウイングをテストし、セッション前半は3番手につけていたが、最終結果は14位。バンドーンは、チームメイトに対して0.952秒遅れの18位で最初のセッションを終えている。


 マノーのパスカル・ウェーレインは、ミディアムタイヤで17位。僚友リオ・ハリアントを1.3秒上回る印象的なタイムを記録した。



(AUTOSPORTweb)




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