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2017年の新規則に懸念「追い抜きが困難になる」
2015年12月12日
メルセデスのエンジニアリング・ディレクターであるアルド・コスタは、2017年のレギュレーション改変は「F1にとって不適切」で、よりオーバーテイクを困難にするだけだと言う。
幅広タイヤと新しい空力デザインの導入で、2017年のF1マシンは現在よりも5秒から6秒速くなると予測されている。新レギュレーションの詳細は、いまだエンジニアの間で検討段階にあるため、現在に至っても具体的な内容は明らかにされていない。チーム側としては2016年のマシンだけでなく、詳細の決まらない2017仕様のマシン開発にもリソースを割く必要があるため、時間的なリミットが悩みの種となっている。
「2016年と2017年のプログラムを同時進行させるのは大変に難しく、F1全体にとって困難な状況だ」と、コスタは英国オートスポーツの取材に応えて語った。
「新しいレギュレーションがあるものの、多くの要素がF1という興行に不適切だと言わざるをえない。エンジニアとして、これまでと現在のレギュレーションに合わせてオーバーテイクがしやすいよう、マシンに相当多くの取り組みを行ってきた。非常に大きなダウンフォースと複雑な空力デザインのマシンになることで、よりオーバーテイクは難しくなるだろう。我々は現在それを最も危惧している。実証することはできないが、FIAや他チームとのテクニカルミーティングで、この点を主張している。論点は、よりオーバーテイクしやすく、しかも速いマシンにしたいという目的に見合う、最適なルール変更とはどういうものか? ということだ」
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10位 | ランス・ストロール | 24 |
※ベルギーGP終了時点
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2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 366 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 345 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 266 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 73 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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