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F速分析:メルセデスとフェラーリは余裕残し?

2015年3月16日

 2015年のF1開幕戦オーストラリアGPが終了いたしました。終わってみれば、やはりメルセデスAMGの圧勝。昨年の大方のレースのリプレイを見ているようにすら感じました。では、彼らが実際にはどれだけ速かったのか、そして他に注目すべきチームについて、決勝のペースからその勢力図を分析してみることにしましょう。

 レース序盤、セーフティカー明けのメルセデスAMGふたりのペースは、3番手を走っていたウイリアムズのフェリペ・マッサよりも、1周あたり約1秒速いものでした。これはマッサがピットインするまで続きます。マッサがピットに入ったのは21周目終了時点。この段階で先頭とマッサの差は、15秒もついてしまっていました。

 メルセデスAMGのペースは非常に安定していて、ソフトタイヤでも、ミディアムタイヤでも、デグラデーション(タイヤの性能劣化)を感じさせる傾向は見当たりません。しかもルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのペースは終始ほぼ一緒。これは、ハミルトンにはまだまだ余裕があり、ロズベルグのペースに合わせる形で自らのペースをコントロールしていたように見えます。ハミルトンは、最終的なタイム差(1.360秒)以上に完勝だったと言うことができそうで、まだまだポテンシャルを隠し持っているかもしれません。

 なお、これはタラレバですが、スタートでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがマッサの前に出ていたら、状況は少しは変わったかもしれません。

 ベッテルはスタートからマッサ最初のピットインまで、ずっとマッサの後ろに押さえ込まれていました。序盤は0.7秒差程度の差で接近していましたが、抜けないと見るや、11周目あたりからペースを落とし、マッサの後方1.5秒あたりの位置に控えます。しかし、マッサがピットインして前方が開けた途端、ベッテルは急激にペースを上げるのです。この時のペースは、前を行くメルセデスAMGの2台とほぼ互角。もし仮に、マッサに抑えられることがなければ、メルセデスAMGを少しは苦しめることができたかもしれません。





レース

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