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ハミルトンが連続のトップ、可夢偉は初日15番手

2012年7月27日

LAT

 2012年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行2回目は、マクラーレンのルイス・ハミルトンが1回目に引き続きトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は初日15番手につけた。

 金曜14時(現地時間)から行われたフリー走行2回目は、セッション中に雨が降ることが予想されていたため、各車は序盤から積極的に周回を重ねることとなった。
 そのなか、ロータスのロメイン・グロージャンは開始早々にコースオフを喫してノーズを破損、フロントウイングも失ったグロージャンはイレギュラーなピットインを余儀なくされている。

 セッションが中盤に入ると、そのグロージャンを皮切りに各車がソフトタイヤにスイッチしタイム計測をスタート。ここでは、フェラーリやマクラーレン、ロータスのキミ・ライコネンらが相次いでトップタイムを更新していき、最終的には1分21秒台に飛び込んだルイス・ハミルトンがセッションをリードする展開となった。

 しかし、ハミルトンがトップタイムを出してからは、ポツポツと降り始めた雨粒が時間とともに激しさを増していき、特にセクター2の後半ではヘビーウエットに。多くはピットで待機したが、インターミディエイトタイヤでコースインしたミハエル・シューマッハーはアクアプレーニングを起こしてウォールの餌食となってしまった。

 その後のセッション終盤は、いくらかコースコンディションも回復したが、タイム更新にはほど遠く、結局ハミルトンが中盤に記録した1分21秒995がこのセッションのトップタイムとなった。2番手はキミ・ライコネン、3番手にはウイリアムズのブルーノ・セナがつけた。

 ザウバーの小林可夢偉は28周を重ねて15番手タイムをマーク。チームメイトのセルジオ・ペレスは可夢偉からコンマ5秒遅れの18番手に終わっている。




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