ロンドン市街地でのGPコース案が発表。CGビデオも

Santander

　イギリスGPのタイトルスポンサーを務めるサンタンデールが、ロンドン市街地を使った「ロンドンGP」のコースレイアウトをデザイン、マクラーレンのペアらが走行するCGビデオを公開した。

　この5.156kmのコースは、ザ・マル、バッキンガム宮殿、トラファルガー広場、アドミラルティ・アーチなど、ロンドンの数々の名所を通るレイアウトとなっている。サンタンデールは、実現可能なプランを作るというアプローチの下、デザインをポピュラス社に依頼、同社はジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンのアドバイスを受けてコースレイアウトを作り上げた。

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　現段階ではこのコースでのグランプリを実現させるための現実的な動きはなされていないものの、フォーミュラワン・グループのCEO、バーニー・エクレストンは、ここでのグランプリは可能であり、これを実現させるために自ら資金を出してもいいと述べた。
「この話を進めて、金を出してもいい」とエクレストンはThe Times紙にコメントしている。
「OKが出ればすべて問題ない。やれるだろう」
「観光への効果を考えてみるがいい。素晴らしい効果がある。ロンドンにとってもイギリスにとってもいいことだ。オリンピックよりずっといいだろう」

　現在イギリスGPを開催するシルバーストンは長期契約を結んでいるため、ロンドンGPが開催される場合は、イギリスでのふたつめのグランプリになる。

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